ドール・ローズ
...そっか
ドール・ローズ
光の神、だから、か
神楽 音遠
はい、そうですニコ
ドール・ローズ
...うん、そうだね、そうだよね
ドール・ローズ
私も、皆を笑わせるの、光らせるの、手伝うよ
神楽 音遠
...っえ
神楽 音遠
いいんですか?
ドール・ローズ
うん
神楽 音遠
ありがとうございます!ニコ
ドール・ローズ
...うん、ニコ
ガサガサガサッ
神楽 音遠
!?
ドール・ローズ
?
勇者
いってて〜...
ウルピス・アレキサンド
まさか崖から滑って落ちるとは...
神楽 音遠
え、えっと
ドール・ローズ
???
ウルピス・アレキサンド
ん?え、誰?
神楽 音遠
えっと、光の神こと神楽 音遠です...?
ドール・ローズ
...人形の神こと、ドール・ローズです
ウルピス・アレキサンド
ふぅん
ウルピス・アレキサンド
俺は、勇者こと、ウルピス・アレキサンドだ、
ウルピス・アレキサンド
で、なんで俺は神様二人と話してんだ?
ドール・ローズ
あの子の妹が連れ去られ、伝えるためよ、まあもうその必要はないけれど
神楽 音遠
私は、皆の心が闇に染っていき、空に関係しているのではないかと
ウルピス・アレキサンド
成程
ウルピス・アレキサンド
...で、
ウルピス・アレキサンド
彼処にいる奴はお前等の知り合いか?
神楽 音遠
え?クルッ
ドール・ローズ
へ?クルッ
闇の神
...チッ
如月 幸斗
あー、もう!何で光の神がいんだよ!!!
神楽 音遠
ビクッ!?
神楽 音遠
貴方は...闇の神、ですか
神楽 音遠
もしかして、空を黒に染めてるのは貴方ですか?
如月 幸斗
いーや、それは俺は知らない
如月 幸斗
が、人の心を闇に染めてんだよ!
神楽 音遠
それで、もしかしたら空が黒くなっている原因かって、私は思ってる
如月 幸斗
ふぅん
神楽 音遠
ってか、そろそろ名前で呼んでください
如月 幸斗
いいけど、お前は絶対に呼ばねぇ
神楽 音遠
何故ですか!?
如月 幸斗
嫌いだからだよ!
神楽 音遠
嫌い...!?ガーン
ドール・ローズ
あー、闇の神が光の神失望させたー
ウルピス・アレキサンド
いけないんだいけないんだー
如月 幸斗
何なん此奴等...こういう時だけ団結力凄すぎだろ()
ウルピス・アレキサンド
それ程でも〜///
ドール・ローズ
それ程でもぉ〜///
如月 幸斗
褒めてねぇよ照れんな
ウルピス・アレキサンド
ヒドイ!
ドール・ローズ
心にダメージを負った!!!
神楽 音遠
と、取り敢えず話を進めましょう
神楽 音遠
何故闇の神がここに居るのです?
如月 幸斗
それは、俺は空を黒くしてないのに、黒くなり、それの原因を探してるんだ
神楽 音遠
もし、心の闇が影響してたら?
如月 幸斗
...お前が、お前等が、救ってやれ
如月 幸斗
俺は、何にもできない
ドール・ローズ
...そう
神楽 音遠
だったら!私達と世界を、皆を救うのを手伝ってください!
如月 幸斗
...は?
如月 幸斗
いやいや、何で俺がお前の言うことなんか...
神楽 音遠
お願いです!
如月 幸斗
...
如月 幸斗
(此奴がこんなにお願いしてるとこ、初めて見た...)
如月 幸斗
...まあ、少しぐらい......
神楽 音遠
...!本当ですか!?
神楽 音遠
ありがとうございます!
ドール・ローズ
...ありがと
ウルピス・アレキサンド
え、これ俺も?
神楽 音遠
そうですよ?
ドール・ローズ
そうよ?
如月 幸斗
そうだぞ?
ウルピス・アレキサンド
エッ