TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

大森元貴

○○ー

○○

ん、

○○

○○

なに

今は反抗期みたい

勝手に逆らう口調になっちゃうから

大森元貴

なんで休んだの?

○○

なんだっていいでしょ

大森元貴

辛いことあったんじゃないの?

○○

いや

○○

なんも話したくない

大森元貴

…そっか

大森元貴

嫌なことあったら教えてよ

○○

わかってる

多分お兄ちゃん達は誰1人血が繋がってない。

ママとは。

パパとは繋がってるはず。

いや。

そんなわけない。

みんな苗字が違う。

記憶にある。

ママに言われた。

私が経験してない記憶が。

もういいや

こんなこと…

考えて誰1人得しない。

お腹空いた。

にいにたちのとこに行こう。

自然とにいにとかパパとかママって言えるようになってきた。

廊下だと思ってください!

コンコンコン

藤澤涼架

はぁーい

○○

にいに

藤澤涼架

ん?

○○

お腹空いた

藤澤涼架

パンあるよ?

○○

市販?

藤澤涼架

そうだけど…

○○

にいにの手作りがいいの…

藤澤涼架

あら!そうなのね!

藤澤涼架

作ってあげよう!

○○

あんま大きい声で言わないで…

藤澤涼架

なんで?

○○

はず…かしい…////

藤澤涼架

ごめんごめん

○○

早く作って?

藤澤涼架

‪( ⸝⸝⸝◜ᵕ◝ ⸝⸝⸝)‬いいよー

藤澤涼架

今から作るからちょっと待ってねー

○○

うん

私はきっとこのにいにが一番好きなんだろうな。

この人はりょうにいにと呼べばいいはず。

さっき来た人はもとにいか。

他はだれだろう。

そんなことを考えていたらもう料理はできて運んで来てくれていた。

りょうにいに。

その笑顔が私を守ってくれている気がする。

私が幸せになれている気がする。

藤澤涼架

おーい○○?

○○

っあ

藤澤涼架

笑どうしたの?

藤澤涼架

ほら!食べて食べてー

若井滉斗

あ!なんか食べてるー!

○○

ひろにい

若井滉斗

んー?

○○

これ1口食べて

○○

あーん

若井滉斗

んっ

若井滉斗

ー!

若井滉斗

おいひー!

○○

ほんと?

若井滉斗

○○が作ったの?

○○

んーん

○○

りょうにいにが作ってくれた

藤澤涼架

オムライス好きだもんねー

○○

うん

○○

お昼はハンバーグ作って?

藤澤涼架

いいよー

○○

やった

藤澤涼架

冷めちゃうよ

大森元貴

ひろとー?

大森元貴

あ、いたいた

○○

いただきます

大森元貴

お!オムライス

大森元貴

ひとくちちょうだい

○○

いいよ

○○

あーん

大森元貴

ん?

大森元貴

んん!?

大森元貴

おいひ!

○○

○○がつくった

大森元貴

そうなの!?

藤澤涼架

違うよ笑笑

藤澤涼架

僕が作ったの

○○

手柄をうばうな!

藤澤涼架

そっちこそ笑

○○

優しいから手柄はりょうにいににあげる

藤澤涼架

笑笑

○○

まだ食べてないから食べさせて笑

藤澤涼架

そうだった笑

藤澤涼架

どうぞ!

○○

モグ

○○

ん!

○○

おいし

藤澤涼架

良かった!

○○

ごちそうさまでした

○○

コンビニ行ってくるね

若井滉斗

なんで?

○○

おさんぽ

藤澤涼架

だめだよひとりじゃ

○○

でも日光浴びたいし…

大森元貴

僕ついて行こうか

○○

いいの?

大森元貴

別にいいけど…

○○

じゃあよろしく

○○

ちょっと準備してくる

○○

1人で音楽聞きながら行きたかったのに…

大森元貴

はやく

○○

はいはい

大森元貴

先出てるね

○○

うん

○○

大森元貴

あのさ

○○

なに

大森元貴

虐められてるよね

○○

そんなわけ

大森元貴

最近全然学校行ってないじゃん?

大森元貴

なんかあったでしょ?

大森元貴

みーんなそう言ってる

大森元貴

僕だけでもいいから

大森元貴

話してほしい

○○

○○

あのね

大森元貴

うん

○○

…がイケ…ンだ…

大森元貴

もう1回!

○○

お兄ちゃん達イケメン…だから…////

○○

その…

○○

嫉妬されて…

○○

殴られたり蹴られたり悪口言われたり…

今にも泣きそう。

泣きたい。

心配かけたくない。

こんなちっぽけなことで大事にしたくない。

虐めてきたやつ。

ほんとに嫌い。

でも

お兄ちゃんたちが手を汚してまでそいつらをどうこうしてほしくない。

そんな虐めてきたやつ見たくない。

かわいそう。

お兄ちゃん達が警察に連れていかれてるのも見たくない。

だから

言いたくなかった。

嘘ついてた。

大森元貴

大森元貴

ありがとう。

大森元貴

話してくれて。

○○

○○

ごめんね

大森元貴

大森元貴

なにが?

○○

ごめん

○○

ごめん

泣いちゃった。

もっと心配かけちゃう。

どうしよう。

不安でいっぱい。

転校したい。

でも

仲良くしてくれてた子と離れちゃう。

いやだ。

でも虐められたくない。

そんな思いが沢山積み重なりもっと泣いてしまった。

雨みたいに。

涙は流れて。

お兄ちゃん達の心配も沢山増えて。

知らない人の視線が刺さって。

痛い。

痛い。

痛い。

痛い。

痛い。

痛い。

痛い。

嫌だ。

学校行きたくない。

でも

そんなこと言ったら怒られる。

みんな辛いことがあっても学校に行ってるんだって。

殴られる。

蹴られる。

どうしよう。

助けて。

藤澤涼架

○○!

○○

ウッ

若井滉斗

大丈夫?

○○

転校したい

大森元貴

ザー

雨が降り出した。

雨宿りしないと。

コンビニで。

どうしよう、

体が

体が

体が動かない

○○

抱っこ…

○○

して

○○

体が動かない

多分。

今まで言ったこと。

言われちゃう。

大森元貴

雨宿りしに行こっか

大森元貴

急げ!

○○

○○

○○

さっきのこと言う…の?

大森元貴

言わないよ

大森元貴

学校で合ったこと以外は言ってもいい?

○○

うん

大森元貴

1000円あげるからなんかジュースかおかし買っておいで

○○

わかった

○○

これにしよ…

店員

ピュ○グミももプレミアム1点

店員

ピュ○グミももプレミアム1点

店員

きりっと果実1点

店員

以上お買い上げで953円ですね(仮)

○○

1000円からで

店員

はい

店員

って

店員

○○じゃんwwwww

○○

は…?

お兄ちゃんがうざい

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

76

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚