主
主
ころん
僕の目に映ったのは、
莉犬
莉犬
という文字だった。
その瞬間、ゾッと背筋が凍る。
莉犬くんは、きっと僕よりさとみくんを大切にしているから。
るうと
るうと
ころん
莉犬
その魔法のような言葉を聞いて、僕の手は自然に伸び、 るうとくんの止められないところにあった。
るうと
ころん
莉犬
莉犬
ころん
莉犬
ころん
莉犬
ころん
ころん
莉犬
莉犬
ころん
ころん
ころん
通話
02:24
ころん
ころん
るうと
ころん
るうと
るうと
るうと
るうと
ころん
るうと
るうと
ころん
るうと
るうと
ころん
るうと
とは言っても目的地は遠く、 僕がついたのはもう月が昇っているときだった。
ころん
ころん
ころん
さとみ
俺は、何がしたいのだろうか。
ころんへのプレゼントを買いにいった、はず。
なのに、目を開けると莉犬に染まっていた。
ころんにやってあげたいことはなぜか全て莉犬にやっていて。
ころんに見せてほしい笑顔は莉犬が見せていて。
ころんに会いたくて。
ここなら莉犬もこないから。
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
俺、ついに幻覚も聞こえるようになったのか。
そう思い、飛び降りようとした。
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
この瞬間。
俺は全てを理解した。
ころんは、俺が考えていたほど甘い「辛さ」なんて感じていない。
想像以上の「苦しさ」に包まれて生きてたんだな、と。
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
♯5 莉犬くん_♡50
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