ー放課後ー
しにがみ
ぺいんと
クロノア
トラゾー
しにがみ
ぺいんと
屋上で少し話してどうして俺に対して怯えているのかなども聞けたらいいと思った
もしかしたら誤解の可能性もあるし、何より知らないうちに嫌われてしまうのが悲しいし
もしかしたら誤解をしてしまっているのであったらその誤解も解きたいと言う気持ちで僕は屋上に向かった
ガチャ
ぺいんと
屋上は基本この時間帯は誰もおらずこっそり1人で残って部活をしている景色、吹奏の音楽を楽しむのも良しの穴場なのだ
ぺいんと
もしもピアノも吹奏楽の一部だったら迷わず俺は吹奏に入っていたのだろう
ガチャ
花園 エリカ
彼女は最後に話した時より俺に怯えないで気さくに話しかけてくれた
花園 エリカ
ぺいんと
花園 エリカ
花園 エリカ
ぺいんと
花園 エリカ
ぺいんと
花園 エリカ
その後も僕たちは当たり障りのない楽しい会話をした
ぺいんと
花園 エリカ
本題に入ろうと口を開いた瞬間花園さんの雰囲気が怖くなった
花園 エリカ
ぺいんと
花園 エリカ
花園 エリカ
ぺいんと
花園 エリカ
言い終わると花園さんは自分で自分の顔を躊躇などはなく思いっきり平手打ちをしポケットからカッターナイフを取り出した
ぺいんと
だから俺は彼女から凶器となりそうなカッターナイフの刃を出される前に取り上げた
花園 エリカ
ぺいんと
ぺいんと
花園 エリカ
花園さんが俺にどんな仕打ちをしようとしたかは誰にも言わない予定だ
ぺいんと
俺が花園さんの腕を引いて屋上から去ろうとした瞬間カチカチと音が聞こえて振り返った
ぺいんと
ぺいんと
花園 エリカ
ぺいんと
花園 エリカ
ぺいんと
思った以上にあっさりと渡されたので少し拍子抜けだったが刃から血がポタポタと垂れていた
ぺいんと
予想通り血を辿ってみたら花園さんの手から血が出ていることに気がついた
花園 エリカ
気付いた時にはもう遅く花園さんは悲鳴をあげていた
彼女の傷跡は酷くとても切り傷が思いっきり切ったのが伺えた
ぺいんと
花園 エリカ
彼女も相当痛いはずなのにそこまでしてあかりさんのグーループに入る意味はあるのだろうか?
花園 エリカ
ガチャ
しにがみ
クロノア
モブ
彼女が何かを言おうとした瞬間屋上の扉が思いっきり開き数人の人が俺と花園さんの現場を見てしまった
そこには俺の帰りを待ってくれていた運営のみんなの姿もあった
花園 エリカ
ぺいんと
花園さんの言葉を否定するが先程の悲鳴に、滴る大量の血、そして涙を流しながら今にも消え入りそうな声で訴えている彼女
そして何より俺の手には先程取り上げた血塗れたカッターナイフもあり俺の言葉を信じるものはいなかった
大勢
みんなは俺を軽蔑した目で見たり混乱した目で見てきた
トラゾー
モブ
ぺいんと
モブ
しにがみ
クロノア
しにがみ
花園 エリカ
しにがみ
モブ
そう言って花園さんを抱えてしにがみくんともう1人の子は屋上の跡をさった
クロノア
クロノア
ぺいんと
クロノアさんはいつもみたいに話しているが声が低く淡々としており圧を感じる
クロノア
トラゾー
ぺいんと
あれ、おかしいさっきまで涙も出ていなかったのに緊張してか涙も出てくる
ぺいんと
必死に上手く話そうとするが言葉が上手く紡げないから
いつも通り話そうとするが言葉が上手く紡げず自分でも情けないと思えた
クロノア
トラゾー
トラゾー
クロノア
トラゾー
ぺいんと
ガチャ
扉は無常にもゆっくりと閉まっていく
ぺいんと
もうこの言葉はあの人たちには届かない 花園さんがみんなに嘘の情報を本当のように話すだろうから余計にだ
ぺいんと
必死に声を抑えて泣くことしか今の俺にはできなかった
ガチャ
???
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