陽炎が …

陽炎が …

akpr(左右非固定) + mz (prmz？) 地雷 🔙 死ネタ キャラ崩壊 、違和感 、下手 有 。 その他諸々 注意 。

おかしな夢を見た

親友が死ぬ 、夢 。

何回も 、何回も何回も

自分が助けようとしたって意味が無い

そんな 、夢 。

まただ

また 、夢だ

スマホを見ると 、8月15日 と 表示 が 見える

もう 、何度この日の朝を迎えただろう

夏 、じんわりとうざったい汗が滲んできた 。 これは 暑いからだろうか 、それとも …

… そろそろだろうか

この 文体だって 、何度も何度も見て 。 目に焼き付いている 。

今度はどう言えばいい ？ どう言えば 助けられる ??

俺が 何をすれば …

親友 を 、助けられる ？

俺が 考えている隙も けたたましい 蝉の声が 轟いて 、熟考するのもままならない 。

仕方が無いので 早めに外に出ようか 。

まぁ 、この選択も 何度もしたことなのだが 。

外に出ると 蒸した空気が体を覆ってくる 。

いつ喰らっても この暑さには 慣れないな …

時刻 は 10時47分 。 まだまだ 待ち合わせ 時刻 には 程遠い 。

まぁ そんなこと どうでもいい 。 親友 は もう 公園にいて 、猫を撫でているだろうし 。

思った通り 、親友は公園にいて 、蹲っていた 。 最初こそ駆け寄って心配したものだが もう分かりきっているから大丈夫 、 あいつは 猫を 撫でているだけだ 。

ほんとは まぜ太 を いち早く助けるため 。まぁ 早く来たからと言って 助けられる確率が上がるとかそういうわけじゃないことは今までに分かっているのだけれど 、どうしても …

どうしても 、助けたいから 。

この会話だって何度応えたことか 、実質流れ作業に変わりない 。 この間に この後起きる絶望に備えるために考える 。

今度は彼方の道を使えばあんなことは起きないだろうか 、いっそのこと夜まで帰らなければ 安全か ？

一言一句漏らさず覚えている親友の言葉に流れ作業のように答えながら終始考える 。そんなことをしていたら いつもの様に 時間はあっという間にすぎていた 。

嗚呼 、今度は 、今度こそは助けられる だろうか 。 いや 大丈夫 、今までのことで学んで 、あっちの道なら 行けるはず …

その時 信じられない光景が 目に入る

親友が猫を追い走る交差点 、物凄いスピードで走るトラック 。運転手は寝ていて 、気づいてなんかなくて 。

なんで … っ ？ トラックは あっちの道で 出るはずじゃ … ！

時間はゆっくりと流れているはずなのにいつまでも追いつかない俺の足 、ああ またか …

今猫に追いついた親友は 、交差点で止まっていて 今から逃げようにも間に合わない 。

けたたましく響く音 、死を見る前に漂う 血の臭い 、夏には感じないような寒気を感じそれを悪寒だと認識するのはだいぶ後で 。

またか 、と 膝から崩れ落ちる俺を背に 、周りからは 轟く悲鳴が 聞こえていた 。

前編 終

前編 後編 に 分けさせて頂きますね 、割に これ 書いてる方も だいぶきついっす 🙄 ((

あ 、元ネタはカゲロウデイズっていう ボカロですね 。 カゲロウデイズに限らず カゲプロ最近 ハマってるんですけど 🫢

んじゃ 次回お楽しみに ！ ありがとうございました ~