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まただ
また
あの子と目が合う
前までなんとも思わなかったのに
胸がドキドキする
この気持ちは
してはイケナイもの
けれど
出来るんだ
ずっと目が合う
昨日なんて話もした
もうすぐ
あの子の卒業
卒業するためのランクも充分
留年すればいいのに
なんて思ってしまう
自分が嫌いだ
だから
卒業の日
僕はいった
"付き合ってください"
と
でも返事は
"ごめんなさい"
"私よりいい人(悪魔)がいるよ"
僕は顔をしかめた
泣きそうだった
けれど彼女の顔も
泣き崩れそうだった
なぜかわからない
その後
神妙な空気が続いた中
彼女はいった
"私はあなたのこと"
"愛してるよ"
と耳元で囁き
消えた
僕はあの子の教師だから
なんでもわかったつもりだった
でもわかってない
言ってくれない
どうしてだろう
わからない
僕は泣いた
泣いてしまったんだ
彼女の顔が悲しそうで苦しそうで
たまらなかった
だから僕も言うよ
ずっと愛してるよ
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー