ちぐさと仲間

俺はずっといじめられていた

ザクザクザクザクザクザク！

その時だった

同じクラスの友達が俺を助けに来てくれた

ザク！

友達の頬から血が流れてきた

そういじめっ子に頬を切られたんだ

あの憎たらしい笑顔は今の網膜に張り付いてる

友達の裏切り

この後俺は気絶するほどいじめられた

朝

友達はすっかり変わってしまった

いじめグループの一員となり俺をいじめている

優しかったあの子はもう自己中な子になった

いつも睨んでくる

視線が怖い

こう言われて俺は嫌われるのを恐れるようになった

震えるのも

何をされても笑顔

笑顔

笑顔

笑顔を守り抜いた

いじめられてる時にこう言ってしまった

グサッ

カッターが俺の腹に突き刺さる

そこに

あっとが来た

あっととはずっと同じクラスだった

猫撫で声であっとにすがる

タッタッ

あいつが走ってくる

それも包丁をもって

バッ！

パリーン

あっとは包丁を真っ二つに折ったのだ

そこに先生が来てアイツラは転校していった

ヒョイ

これがあっととの出会いである

両親がいない俺はあっとの家で住むこととなった

こうして俺はあっきぃ達と知り合いアイドルグループにはいった

でも

でもでも…

トラウマはなくならなかった