天乃絵斗
帰ってきてからというもの、頭の中はらっだぁに言われた言葉で埋め尽くされている。嬉しいのは確かなのだけど、その好意は本当の自分ではなくて仮の姿の自分。
今まで好意の言葉なんて数多く貰ってきたのに、何をいまさら思うことがあるのか。
天乃絵斗
さっきまでバレたくない、とか思っていたのに今は真逆だ。バレてみたい、とすら思ってしまう。
天乃絵斗
しにがみくんは僕をずっとサポートしてくれた。だから、僕よりずっと僕を大事にしてくれる。お前は俺のお母さんか、ってぐらいに。
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
妹
妹はぐわんぐわんと俺の肩を揺らして問いただす。そのせいで結んだ長いツインテールがべちべちと当たっている。
天乃絵斗
俺はやむなく、妹に今日のあらましを話すことにした。
妹
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
妹
妹
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
妹
天乃絵斗
天乃絵斗
妹
まさか本当にそんな鈍感だと思わなかった…
妹
段々私より詳しくなっていってる気がする。もう私要らないんじゃない?ってくらい。
妹
そう思いながら、私はメッセージアプリを開いた。
猿山らだ男
妹
猿山らだ男
妹
猿山らだ男
妹
猿山らだ男
妹
妹
妹
猿山らだ男
猿山らだ男
妹
猿山らだ男
妹
猿山らだ男
──などなど、らだ男さんのお兄への執着は異常と言ってもいい。
妹
妹
妹
全く、バカップルもいい加減にして欲しいものだ。
クラスメイト
猿山らだ男
クラスメイト
猿山らだ男
クラスメイト
猿山らだ男
猿山らだ男
クラスメイト
クラスメイト
天乃絵斗
猿山らだ男
らっだぁがそう言うと、ピッタリチャイムが鳴った。
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
クラスメイト
天乃絵斗
クラスメイト
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
天乃絵斗
天乃絵斗
クラスメイト
クラスメイト
天乃絵斗
天乃絵斗
クラスメイト
猿山らだ男
天乃絵斗
クラスメイト
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
天乃絵斗
猿山らだ男
…気まずい空気になってしまった。
クラスメイト
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
昨日の妹の発言のせいで、いつもの感じでらっだぁに話せない。 変なことも口走っちゃうし…
天乃絵斗
とにかく今日は、なるべくらっだぁと距離を置くことにした。
無自覚で激重感情向けあってる関係性大好きです!!!
頑張って妹ちゃんとクラスメイトくんには2人のキューピットになってもらいたいです…
それでは、またの機会に
コメント
2件
はぁ~神!ありがとうございます😭
無意識に恋してんだよなぁ尊てぇ尊てぇ!!