薔薇の様な恋

Prolog＿

オンマが言ってた…

『暖かい気温が、心も身も暖かくするの その暖かさを冷たい人にも分けてあげるの…』

『そうやって幸せな家庭…社会が成り立つのよ…ㅋㅋ』

そう何かの前触れかのように、

オンマの言葉を思い出した

寂しい時･辛い時に毎日来るお気に入りの木の下で 少しお昼寝感覚で寝てたら

もう辺りは真っ暗…

両親は心配することはない

なぜなら私に両親はもう居ないからだ

私は立って来た道に行く

でも段々と異様な雰囲気を纏う道に入っていき 鳥肌が立った…

“走って帰った方がいいかも” と、そう直感で思ったけど…。

私は足を止めた