※イラストはちゃんと私が書いております。
この作品には流血・暴力的な表現があるかもしれません。
以下の条件にお気を付けてご覧ください。
セル・ウォー
薄暗や身に包まれた廊下を歩きながら、 ため息と一緒に独り言を零す。
セル・ウォー
セル・ウォー
セル・ウォー
コツ…コツ…
わずかな靴音と共に、 背後からふっと息をのむような声が聞こえた。
靴音の主を確認すべく、後ろを振り返る。
デリザスタ
セル・ウォー
セル・ウォー
デリザスタ様はなぜか ひどく驚いたような表情でこちらを見ている。
セル・ウォー
セル・ウォー
面倒ごとにならないうちに その場を去ろうとすると…
セル・ウォー
ぐっと、後ろから腕を掴まれる。
デリザスタ
セル・ウォー
ムギ…確かその名前は 数か月前にデリザスタ様が拾ってきた猫の名前だ。
気まぐれか知らないが、デリザスタ様は その猫をよく可愛がっていた。
だが、いつごろか その猫は行方不明になっていた。
デリザスタ
セル・ウォー
突然、目の前にいるデリザスタ様にぎゅうっと抱き着かれた。
デリザスタ
セル・ウォー
セル・ウォー
セル・ウォー
セル・ウォー
デリザスタ
首をかしげながらも、 今もまだ抱き着いているこのお方に、 思わず頭を抱えたくなった。
デリザスタ
デリザスタ
セル・ウォー
セル・ウォー
デリザスタ
デリザスタ様はポケットをゴソゴソとあさっている
セル・ウォー
セル・ウォー
セル・ウォー
そんなことを考えていると…
デリザスタ
セル・ウォー
デリザスタ
その声に、不思議と逆らう事が出来ず。 ゆっくりとデリザスタ様の方に視線を移す。
デリザスタ
デリザスタ様の手に持っている物を見て ヒュっと息をのんだ。
デリザスタ
にこにこと無邪気な笑みを浮かべながら その手には、鋭く光るナイフを持っていた。
セル・ウォー
デリザスタ
下手に大声を上げたところで、 デリザスタ様を刺激してしまうかもしれない。 そうなれば、一体何をされるか分からない…
デリザスタ
セル・ウォー
セル・ウォー
デリザスタ
デリザスタ
セル・ウォー
デリザスタ
セル・ウォー
デリザスタ
セル・ウォー
ポタっ…ポタっ…
そう言って、ナイフで僕の首筋を撫でる。 ぷつり、と小さく皮膚が咲く音が聞こえ、
ぽたぽたと血が床に滴り落ちる。
脳が警告を慣らした。 今すぐ手をほどいて逃げなくては、と。
そう理解はしているものの、恐怖に染まった体は震える ばかりで、言うことを聞いてくれない。
デリザスタ
デリザスタ
セル・ウォー
デリザスタ
デリザスタ
セル・ウォー
先ほどよりも、更に強い力で抱きしめられる。 その異常なほどの力に、みしみしと身体が悲鳴を上げた。
セル・ウォー
デリザスタ
セル・ウォー
デリザスタ
セル・ウォー
酸素で薄れてゆく意識の中で、 デリザスタ様の無邪気な声だけが嫌に耳に残っていた
(………誰でもいい、お願いだから、誰か、助け……っ……)
…そんな願いも空しく、僕はそのまま意識を手放した…
作品にご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。
コメント
5件
このなんとも言えない狂った愛好きです♡
狂ったアイスギルンンンンンン
し、新作品…😢✨️期待期待大期待過ぎますよッ‼️デリセル×ぺっと……❓😭最高じゃないわけが無い‼️続き待ってます👍💞