美咲
どしたの〜?
陽炎
私達が出てきていいなんて珍しいね
ミレイ
えぇ!!!何この子達〜!!
ミレイ
可愛すぎる〜!!!
美咲
あっ…なるほどぉ…
美咲
何となくわかっちゃった!
陽炎
私も何となくわかった気がする…
極龍
察しが良くて助かる…
ミレイ
え?てかさ
ミレイ
陽炎って…もしかして!!!
極龍
あぁ…
極龍
一応百式の一「陽刀開耀」のやつだよ
ミレイ
やっぱりそうよね!
ミレイ
じゃあ美咲ちゃんのは!?
極龍
百式の三「鬼刀解」のやつだね
ミレイ
え!?2人とも刀なの!?
陽炎
はい
美咲
そうだね!
ミレイ
そういえば、聞いたこと無かったけど
極龍
ん?
ミレイ
百式の七って誰なの?
美咲
百式の七…?
陽炎
あぁ…あの人か…
陽炎
私正直あの人苦手なのよね…
美咲
あぁ…あの人ね…
美咲
私は…普通くらいかな?
極龍
…呼んでみるか…?
ミレイ
呼んで!
陽炎
…どうなっても知らない…
美咲
私も〜…
極龍
呼ぶか…
極龍
出てこい「平将門」
平将門
何故我をここに呼ぶ?
平将門
我はここに来ても何も意味もないことよ
ミレイ
え…?もしかして…百式の七の人って…
平将門
我じゃがどうした女子よ
ミレイ
女子って…言い方が江戸中期から後期の喋り方なのよね…
極龍
平将門急にここに呼んですまない
極龍
このミレイという女子が呼んで欲しいと言うのでな
平将門
そうであったか…
平将門
しかし、何故陽炎殿と美咲殿がここに?
陽炎
えーっと…
美咲
それは…
極龍
俺が呼んだ
平将門
主殿が呼んだのか?
平将門
珍しい事もあるのぉ…
美咲
あはは…
ミレイ
…にしても…平将門ねぇ…
平将門
なんじゃ女子よ
ミレイ
ミレイでいいわ
平将門
わかったミレイ殿
極龍
そろそろいい時間か…
極龍
九尾迎えに行くぞ
美咲
おっけー
陽炎
わかった
平将門
うむ
ミレイ
おっけー
九尾
まぁ、そういうところじゃ
酒呑童子
ふむ…わかったのじゃ
極龍
おーい九尾〜
極龍
迎えに来たぞ〜
九尾
おっと、そろそろ時間じゃったか…
酒呑童子
もう行くのか?
九尾
あぁ…いい時間じゃからな
酒呑童子
ふむ
極龍
じゃあ、4人とも中に戻って
美咲
はーい
陽炎
うん
平将門
よかろう
九尾
わかった
極龍
うっし、ならユウマ達の所行くか
ミレイ
そうね
ミレイ
もう隠してる事ない?
極龍
おう!
極龍
(まだミレイ達には言えねぇな…)
ミレイ
(あの目…何か隠し事してるわね…)
ミレイ
分かったわ、じゃあユウマ達の所に戻りましょう
ユウマ
…遅いな
ハカ
そうね…
ガチャ
極龍
おっす〜
極龍
今戻ったぞ〜
ミレイ
2人とも遅くなっちゃってごめんね!
ユウマ
あ、おかえり
ハカ
おかえりなさい!
ハカ
そんなに待ってないので大丈夫ですよ!
極龍
ならよかったよ
酒呑童子
なんじゃ童には遅いとか聞こえておったぞ
極龍
まぁ、確かに時間かかったからな…遅い言われても仕方ない
ミレイ
そうね…後で2人にお菓子でも買ってくるわ!
ユウマ
あんがと
ハカ
ありがとうございます!
酒呑童子
んじゃ、そろそろ童も戻ってよいかの?
極龍
あぁ、聞きたいことは聞き終わってると聞いてるから大丈夫だ
酒呑童子
それじゃ、童は戻っておるから、童に用があればまたユウマに声を掛けてくれたらいいのでな
極龍
ありがと酒呑童子
酒呑童子
よいのじゃ
酒呑童子がユウマの中に戻って行った
極龍
…よし
極龍
じゃあ、俺もそろそろ帰るわ
ミレイ
おっけー
ハカ
わかりました
ユウマ
俺、玄関まで送りますよ
極龍
ありがとよ
極龍
ありがとよ。
ユウマ
いえ、こちらこそ稽古ありがとうございました!
極龍
うい
極龍
それじゃ、またな
ユウマ
はい!
???
…
極龍
…(誰かに後を付けられてるな)
極龍
(走るか)
三┏( ^o^)┛
???
!
???
(付けられてる事がバレたのか!?)
???
(とりあえず急ぐか…)
極龍
夕食までもう少しだから急げー
極龍
(着いて来てるな…やっぱり)
極龍
(なら…)
極龍
百式の一陽刀開耀(ボソッ)
???
(うっ、なんだ目眩が…)
極龍
(喰らってるな…よし)
タッタッタッ
極龍
ドーン!
???
!?
極龍
何か用か?
極龍
「勝永」