記憶

嗚呼、苦しいなぁ

息ができない、

力が入らない

上に這い上がりたい

ダメだな、

死ぬ

"やっと”そっち”で会えるぞ"

俺はゆっくりと深い海に沈んでいった

＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿

俺の体は氷のよう冷めたかった

俺は全く記憶がない

だって、

だって今

"違う世界にいるんだから"

ブーっと携帯が鳴った

帰り遅くなるのか、、

ボフッと携帯を投げ 俺はベットに転がり枕に顔を疼くめた

その時、携帯が鳴った

俺はニュースを見て俺だけじゃないんだ、と一安心した

いや、だめだったかもしれない

＿＿＿＿＿ ＿＿

俺は1Ｆのリビングに行った

今の季節は真冬、、 床に氷でも張っているぐらい冷えきっていた

するとその時、

”ピーンポーン”

玄関の方からチャイム音がなった、

嗚呼、

この呼び出しにでなければ

ちょっとは悲劇が収まったのに

俺は玄関の方に行った

＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿

生きたかったのに、

俺は生きたかったのに、

こいつと、楽しく過ごしたかったのに

俺はお前を見捨てた

1人にしてしまった

そう

全部俺のせい

俺が悪いんだよ

だから

俺も死んだんだ

俺はうずくまって涙を流した

ぁあ、

これが”現実なら”

俺はあいつのもとへ走るだろう

でもこれは、

”さようなら”