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2件
男バレがアイドル的立ち位置になってんのうける
北 家
奏 .
奏 .
早めに目が覚めてしまい、二度寝するのもしんどくなったから、私は静かに居間に行こうとした。
信介 .
奏 .
ちょうど朝練に行くのか靴を履いているお兄ちゃんとばったり会った。
相変わらず朝早くてほんとに恐怖。
眠くないのかな
奏 .
信介 .
奏 .
信介 .
信介 .
奏 .
奏 .
信介 .
奏 .
信介 .
奏 .
お兄ちゃんは私に、フッと微笑みかけると、静かに引き戸を開けそのまま学校へ行ってしまった。
あの人家ではよく笑うんだけどな〜
昨日の部活見てたけど、怖がられとったな〜
まぁ正論パンチは怖いかも
なんて自問自答しながら、私は洗面所へと足を運んだ。
1年3組
奏 .
友 B .
友 A .
奏 .
友 B .
友 B .
奏 .
友 B .
奏 .
やめてくれ。私の羞恥心を掘り起こさないで…
せっかく忘れかけてたのに…!
友 B .
奏 .
…
なんか、めっちゃみんなから見られてる気がする。
奏 .
友 A .
北信介の家族ってそんなすごいの…?!
お兄ちゃん普段どんな人だと思われてんの…
奏 .
友 B .
友 B .
友 B .
奏 .
朝から元気だし、質問攻めすぎて追いつかない…
奏 .
奏 .
友 B .
奏 .
奏 .
友 B .
友 A .
奏 .
質問の難易度が高いです。お二方…
奏 .
友 B .
友 A .
友 B .
友 A .
クラスの女子 .
お兄ちゃん(信介)トークで盛り上がる友達の話をのんびり聞いてたら、
肩をトントンとされながら名前を呼ばれた。
奏 .
クラスの女子 .
奏 .
その子が顔を赤くさせながら、扉の方を指差すとそこには、
バレー部の2年生の人が立っていた。
多分私を呼んだであろう、角名…先輩…だったかな…?が扉の壁にもたれ掛かりながらこちらを見ていて、
その後ろに双子の先輩や、銀島…先輩?が立っていた。
え、何
私なんかしました…?
奏 .
友 B .
友 A .
友 B .
奏 .
倫太郎 .
私だーーー
誰だよ私じゃないとか言ったやつ!←
友 B .
奏 .
背中をバンバン!と叩かれ、いてっ、と言いながらも私は教室の入口へ向かった。
奏 .
倫太郎 .
奏 .
そう言うと2年の先輩方は踵を返して廊下を歩いていった。
それを追うように私も慌てて教室を出た。
先輩が通る度、キャー!とか黄色い歓声が上がってて、
改めて、結構やばい人に目付けられたなって思った。
屋上へ繋がる階段
ここ
と案内された場所は
人気の少ない、屋上に上がる階段だった。
先輩方は私を囲むようにして立ち、じーっと私を観察している。
多分6箇所くらい体に穴が飽きそう…
倫太郎 .
侑 .
角名先輩が何かを言おうとした瞬間、その倍の声量で双子の…どっちだっけ……侑…?先輩が被せて話しかけてきた。
奏 .
結 .
治 .
確か……銀島先輩は、テンションの高い侑先輩を窘め、凄い爽やかな笑顔を向けてくれた。
なんて素敵な笑顔…
結 .
結 .
奏 .
ニカッと笑う銀島先輩は、よろしくな!と言い、私に手を差し伸べてきた。
お願いします。と私も手を握り返した。
効果音がついてるくらいに爽やかな笑顔で眩しい…
治 .
と、だるそうに侑先輩を指さした治先輩
アホ、という言葉に誰がアホやねん!とすぐさま反応した侑先輩は、私に向き直り、
侑 .
と言い、強制的に私の手を取りブンブンと回してきた。
陽キャにも程がある…
結 .
それをすぐさま止めてくれる銀島先輩。
多分、というか絶対みんなのオカンポジションなんだろうな……
倫太郎 .
奏 .
角名先輩は目を細め私を見た。
待って
チベットスナギツネすぎる……
治 .
奏 .
名乗り遅れてすみません。
と謝ったら、かまへんよと言い 素敵な名前やなぁと微笑む治先輩に惚れた。
だから人気なんだ
納得。
銀島先輩が、奏ちゃんって言うてもええか?
と、聞いてきたのでもちろんです!と答えたら、じゃあ俺も〜!と侑先輩も乗っかってきた。
結 .
奏 .
侑 .
あんまり改めて、妹ですなんて言う機会ないから、少し恥ずかしくなっていると食い気味に侑先輩が聞き返してきた。
奏 .
治 .
奏 .
あの人普段みんなにどうやって接してるんですか……
倫太郎 .
奏 .
奏 .
倫太郎 .
侑 .
治 .
結 .
奏 .
え何、お兄ちゃん笑ってないの??
大丈夫なのかな……
侑 .
奏 .
治 .
奏 .
奏 .
可愛らしいって言った?!
どこがですか…
倫太郎 .
奏 .
倫太郎 .
…
お兄ちゃんパワー強いかも
侑 .
侑 .
奏 .
奏 .
侑 .
奏 .
侑 .
侑 .
侑 .
治 .
治 .
奏 .
治 .
侑 .
治 .
侑 .
倫太郎 .
倫太郎 .
そう言うと角名先輩は私の頭をポンポンと撫でて、先輩方を連れて階段を降りていった。
奏 .
奏 .
お兄ちゃん
私
とんでもない方々に目を付けられたかもしれません。
うがつ
うがつ
うがつ
うがつ
うがつ