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(`•ω•)╮=【やる気】 ガシッ(っ*´꒳`)っ まさかここまで魅力的な物語を書いておいて続き書かないなんてありえませんよねぇ?ねぇ??←圧はかけておりません決して
どこもかしこもまっくらな闇の中
1人見えないナニカに呑まれ続ける
くらい、こわい、くらい、くるしい。
声に出ないだけで、内心不安と怯える気持ちでいっぱいだ。
やっとの力で上がった腕は闇の中で円を描く様に揺れ動く。
誰か、、、この腕を掴んで、俺を救い出してくれないだろうか。
そんな事を思いながら遂には耳元までもどく。どく。と深淵に蝕まれる。
だれか、、、、だれか、、、
すぐそこに迫るものに意識を預ける。 嫌な、人生だったな、、。
完全に諦めたその時、誰かが優しく俺を包み込んだ気がした。
そんな、
___夢を見た。
_⚠ 注意 ⚠_ 六奏{ 桜 } ╳ 六奏{ 雨 } βᒪ ,R-18 注意 ご本人様との関係 𓏴 𓏴 通報や原作重視コメ𓏴𓏴 . . . すべて強めの幻覚です。 所々キャラクター崩壊を 起こしているかもですが悪しからず
半分開いた1人は見知らぬ場所の天井を映す。 残業続きの自分にしてはよく眠れた様な気がして慣れない高揚感と脱力感に苛まれ身体が言うことを聞かない。 ほんとは今すぐこの部屋から出なければいけないのだろうに。
ひんやりと冷気を纏ったコンクリートのフロアタイルとは裏腹に部屋の一角に取り付けられた小窓からは暖かな陽光がこちらに目掛けて降り注ぐ。 思わず眠気を誘発されるが、首を横に振り自身の怠けを取っ払う。
その反動でボヤける視界を但しながらゆっくりと身体を起こす、 少し辺り一帯の探索でもしようか。
何かの作業部屋、もしくは小さな工房の様に思われるここには 大きな姿見に所々ペンキのカラフルな色が差し込まれた木材、道具が雑多に押し込まれた工具箱。 何処からどう見てもな家具や小物が揃っている。 生憎手先がやや不器用な自分にはこの部屋の趣味があまりよく理解出来ない為また床にごろんと寝転び、ぼーっと先程見た不思議な夢について考える。
正直どれだけ不毛な話だが、何か忘れては行けないように感じてしまうのだ。 それに加えてもう1つ、おかしな事がある。 昨日から前のこと全てがまるでモヤがかかったように思い出せない事だ。 この明らかに自然と起こりえないであろう状況下に1つはてなを浮かべていると
ギイィィ、、、、、、、
と、年季の入った扉の開く音が部屋中に響き渡る。 我を忘れてぼそぼそと今までのことについて疑問に思っていたこともあってか、突然のアクションに思わず身体がビクンッと跳ね上がる。
サクラ
アメ
だんだんと鎮まる岸みの音と共に可愛らしい少女、、否、少年?の声が響く、
驚かせてしまったことに関しては申し訳ないがこっちもこっちでいきなり体を動かしてしまったことにより腰を持っていかれてしまった。
サクラ
思わず顔を逸らしながら手で腰周りを摩る。 この完全に無防備でかっこ悪い姿を少年に間近で見られたのだと思うと顔が真っ赤に茹だってしまいそうだ。
アメ
アメ
そう言いながら救急箱であろう小箱が乗っかった鉄鋼の方向に指をさす。
考える間もなくササッと肩を組まれ至近距離で一方を目指し歩く隣の少年に申し訳なくなって
サクラ
アメ
アメ
アメ
アメ
サクラ
アメ
アメ
サクラ
さっきからこの子何言ってんだ、、俺達ここに閉じ込められた同士〜とかそんなんだと思ってたんだけど、俺の方が恥ずかしいわ。
サクラ
アメ
アメ
アメ
アメ
サクラ
思わず足を止める。わなわなと震える恋人、、?の少年を必死になだめようと名前呼びをしてみたがこの後に続く弁明を何も考えてない事に焦る。 落ち着いてなんて言っておいてアレだが少年、瑞は今にも怒り狂って泣き出してしまいそうだ。
アメ
サクラ
俯く瑞に若干の恐怖を覚えながらも顔を見合わせ頭を撫でる。
アメ
アメ
アメ
サクラ
そう言いながら瑞は自身の服を少し捲り、湿布に塗るタイプの鎮痛剤をドッキングする。それ合わせて大丈夫なん、、、???
アメ
アメ
いや、コイツのにとっての俺の像どうなってんだよ、、、あと同意の上でも絶対ヤったら捕まる年頃の子だし、、、、
サクラ
アメ
アメ
ガッツリ聴こえるんだよなぁ湿布貼ってもらってると、!!!!!!
アメ
サクラ
アメ
瑞はそう言うと誇らしげにステップをしながら自分の前に屈んだ。 如何にも撫でて欲しそうにこちらに傾く淡雪色の髪をこれでもかという程にわしゃわしゃと撫でる。 ドヤっとした顔に腕組みをしながら頬を桃色に染める彼の姿はなんと愛おしい事か。
サクラ
アメ
アメ
サクラ
アメ
サクラ
アメ
サクラ
アメ
アメ
扉の少し奥からチェリーウッドのお盆を取り出しいそいそとこちらに運び出す。 少し焦げた様な匂いはしつつもしっかりと愛情が伝わってくるようなトーストと、乱雑に切り裂かれた野菜の入ったスープはほのかにコンソメの香りを漂わせる。
サクラ
薄桃の薔薇のワンポイントが施された陶器の深皿を手に取る。 ピントは合わずとも今にも自信作と言わんばかりの自慢げな表情を浮かべる彼に少し笑を零しながら1口、、また1口と汁を啜り、具だくさんな野菜を口いっぱいに頬張る。 味に若干の疑念は抱きつつも特に怪しい何かが盛られている訳でもなく、ほんの数秒で平らげた
サクラ
アメ
今度ははにかむように笑う言い慣れないだろう言葉を述べる彼に少し見惚れる。
サクラ
アメ
サクラ
なんて少し言い合えばトーストに付け合せのママレードをスプーンで塗り広げる。 サクッと子気味良い音を立てたそれは、少し甘いもっちりとした歯切れのいい食パンに酸味と甘みが絶妙に入り交じるオレンジがいい味を出している。
酸いもあれば甘いもある、、 この生活も案外それと同じようなものなのかもしれない。