潔世一は目を逸らす

この作品は、センシティブ表現あり 。 男性を煽る内容などがありますので、読む際は注意して下さい 。潔総受けです 。

潔世一は目を逸らす。

午前 2:00

いつもは煩い街中も、今は静かすぎるほどだった。

そんな中、路地裏ではセックスをしようとしている二人の男がいた。

男の手が潔を脱がせていく。 全裸は危ないので、いつも下半身だけ脱いでいる。

脱ぎ終わると、すぐに潔を壁に押付けて太い棒を尻に当ててくる。

路地裏に響く水音、汚く喘いでいる俺の声。

ぜんぶ きもちわるい

男が絶頂すると、俺の尻からち〇こが引き抜かれる。 それさえ気持ちが悪い。

俺を抱いた奴の正体は御影 玲央。 まぁ、知ってる奴が大半だろう。 どっかの偉いとこの人らしい。

玲央が言おうとしたのは「付き合おう」。 玲央は俺に好意を抱いており、セフレ以上の関係を求めているらしい。

だが、俺は「セフレ以上の関係にならない」とセフレ達と約束をしているので告白は受け取れない。

嘘に決まってんだろ

これで喜んでくれる玲央、チョロすぎて心配になる。

でも玲央はお金いっぱいくれるし … 結構気に入ってはいる

本人に言ったらぶっ殺されるんだろうな。 おもしろ 〜〜 www

こう言ったら …

いっぱいくれる ♡

ホント、どの男も同じくらいチョロくて笑っちゃうわ

そう言って頭を撫でてくるのが、國神 錬介。 俺の、昔からの友人。そして初恋相手。

告白もせず、アプローチもせずに終わった俺の初恋。

初恋が実らなかった理由は 國神は普通にイケメンだし、筋肉があるからモテる。 だから、高校に入って直ぐに彼女ができていたからだ。

それから、気を紛らわせようと身体を売る仕事を始めた。

ちなみに、蜂楽は俺の高校からの友人。 唯一、俺が國神を好きなことを知っている人物だ。

國神はどうせ、ノンケだし 俺のこと友達としか見てない。

そんな奴に告白しても、かないっこない

俺はいつも 初恋相手から目を逸らす