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神高男子のニーゴパロ

第6話 - 第6話いい子

222

2024年01月13日

#プロセカ

#闇

じば

放課後

○○学園(名前はご想像にお任せします) 2年B組

教師

神代さん。ちょっといいかしら？

類

先生？なんでしょう？

教師

以前、授業で書いてもらった小論文なんだけど、よかったらコンクールに出してみない？

類

え、僕のを…ですか？

教師

ええ、テーマも良かったし、他の先生方にも評判なの、流石神代さんね。

類

そんな…僕なんて全然。でも…せっかくですし、よろしくお願いします。

教師

ええ。それじゃあ私が代わりに応募しとくわね。

類

はい

クラスメイトＡ

類！聞いてたぞ、マジかよすごいな

クラスメイトB

まじで、類なら賞とれたりするんじゃないか？

類

ふふっ、どうかな。きっと他の人たちもすごいだろうし。

類

それより…。二人が急に褒めてくるってことは、何か僕にお願いがあるんじゃないかい？

クラスメイトＡ

ｳｯバレてた……今日も勉強教えてください！類様ー！

類

ふふ、だと思った。今回出された課題難しかったもんね。今回は授業午前中だけだしいいよ、一緒にやろ。

クラスメイトB

ありがとう！マジ助かるわー

クラスメイトＡ

ありがとう、類！

数十分後

クラスメイトＡ

もう、無理。死ぬー…休憩しようぜ

類

もうまだ１時間もたってないよ。

類

でも、ちよっと難しいところだったし。休憩しようか

クラスメイトB

やったー！

クラスメイトＡ

類ってほんと優しいよな。全然怒らねえし。運動も勉強もできるのに偉そうにしないし。

クラスメイトB

それなっ！こんな人間本当にいるんだな〜って感じ

類

もう、今度はなにお願いするつもりなんだい？

クラスメイトＡ

いや、マジでこれは本当に思ってることだぜ。

クラスメイトＡ

あ、でも大丈夫か？気、遣ってないか

類

え？

クラスメイトB

確かにー、類俺たちのお願いは、聞いてくれるけど。自分のしたいことあまり言ってないよな

クラスメイトＡ

そうそう！たまにはしたいこといってくれていいんだぜー！

類

…したいこと？

類

…んー僕はみんなが好きなように過ごしてほしいな。みんなが嬉しいと僕も嬉しいんだよね。

クラスメイトＡ

うわー、眩しすぎる！さすが類だな

クラスメイトB

類が俺の兄貴だったら良かったわ

類

ふふ。2人とも、もう休憩できたよね。そろそろ課題に戻るよ

クラスメイトＡ

はーい

クラスメイトB

はーい

類の部屋

類

……さて、と

ピコッ

天

『お、ミスト？来たんだな。お疲れー！』

ミスト

『天？この時間に入るのはは、珍しいね』

天

『いつもはバイトなんだけどなー。シフトが明日に変わったんだ』

天

『そう言うミストもこの時間にいるなんて珍しいな』

ミスト

『うん。今日は学校が早く終わって。平日できない分をやっておこうって思ったんだ

天

『むー。ミストってほんと真面目だな』

ミスト

『そんなことないよ。みんなが頑張ってるから自分も頑張らなきゃって思ってるだけ、だから…』

類の母

買いものに行ってくるわね。お夕飯はシチューにしようと思うんだけどいいかしら？

ミスト

『あ、ちょっとごめんね天』

天

『大丈夫だぞ。了解！』

類

うん。シチュー嬉しいな、ありがとうお母さん。

類の母

じゃあそうするわね。…そういえば今日お友達の勉強を見たのよね。どうだったの？

類

楽しかったよ。みんな苦手なところ解けるようになって喜んでくれてたし

類の母

そう、よかったわね。でもいくら友達だからって、迷惑だったらちゃんと嫌だって言うのよ

類

え？

天

『……………』

類の母

教えてもらわないとできない子より、競える子と一緒にいた方がいいでしょ、そういう子といれば、自分も勉強になるもの。

類の母

自分の時間を大切にしなさいね

類

……うん。そうだね

類の母

それじゃあ行ってくるわね。

天

『ミスト、今のって……お母さんか？…』

ミスト

『うん。ごめんね、話の途中で』

天

『ううん。それは別にいいんだ。むしろオレが話聞いちゃってごめんって感じだけど…』

天

『今のって、勉強できない友達とは、あんまり仲良くするなってことだよな？』

ミスト

『……んー。たまには、できる人と一緒に勉強すればっていうアドバイスかなって、思うんだけど…』

天

『まあ、そういうふうににも受け取れるがなあ…』

天

『なんか……「付き合う人は選べ」って言われてるみたいでイヤじゃないか？』

天

『価値観押し付けられてるっというか……『こうするのが当然』って思われてるみたいで。オレだったらちょっとキツイなって』

天

『あ、別にミストのお母さんがそうおもってるわけじゃなくてな』

ミスト

『…………』

天

『ミスト……大丈夫か？』

ミスト

『……あ、うん、大丈夫だよ。僕そういうのはあまり気にならないから。そう言う考えもあるんだなって、ちょっと思っちゃって』

天

『そっ…か。まあ、人それぞれだしミストがいいならいいか。あ、すまん、喋りすぎたよな作業戻る』

ミスト

『そうだね、僕も作業しなくちゃ』

ピコッ

ミスト

『ふう、一旦…‥、作業はここまでかな』

類の母

お夕飯できたわよー！

ミスト

あ、はーい！

ミスト

『じゃあ、天、僕一度落ちるね。それじゃあまた夜』

天

『ああ！またな！』

神代家リビング

類

シチューとっても美味しそう。いつもありがとう、いただきます。

類の母

ふふ、温かいうちに食べてね。あなたも召し上がれ。

まふゆの父

ああ

まふゆの父

そういえば、類も2年生だな。受験の勉強は、順調なのか？

類

うん、ちゃんとやってるよ。予備校も楽しいし

類の母

お医者さんになりたいって夢が叶うといいわね。類ならどこの大学もいけると思うけどそろそろ第一志望の大学決めたほうがいいんじゃない？

類

第一志望……

類の母

ええ、お母さん達が良いなって思った大学の資料を取り寄せておいたから参考にしてね。

まふゆの父

類がしっかりと学べそうなところを選んだからな

類

あ……うん

類の母

自由に選んで良いからね。類が行きたければ海外の大学に行っても良いし。お母さん達に遠慮なく相談してね

まふゆの父

ああ。類がしたいことをすればいい

類の母

でも、ちゃんと考えるのよ？

類の母

おいおい、類がその辺りの子供みたいに考えなしに動くわけないだろ

まふゆの父

私達の自慢の息子なんだから

類

…………

類

うん、そうだね。心配しないで、しっかり考えて決めとくよ

類の部屋

類

………うるさいな

教師

『流石神代さんね』

クラスメイトＡ

『たまには類がしたいこと言って良いんだぜ』

類の母

『でも、ちゃんと考えるのよ？』

まふゆの父

『私達の自慢の息子なんだから』

類(裏)

……したいこと

類(裏)

そんなの、ある？

類(裏)

……わからない

ミク

『類』

類(裏)

……ミク

類(裏)

僕、ずっとセカイにいたい

主

111タップお疲れ様でした

主

あと、類の両親は絶対公式では、良い人です。

主

これだけは言えます

主

あとサボってすみません。それじゃあ

この作品はいかがでしたか？

222

1件

類の父の名前まふゆの父になってますよ~！作品大好きです！無理せず頑張ってください！

じば

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