ある時、カフェ(うずまき)でコーヒーを飲んでいた。
すると小さな音で『カランコロン』となり、背丈の高い男性が入ってきた。何処かで見たことがあるような人物だった。
俺は気にせずにコーヒーを飲む。すると男性は俺の隣に座り、「カフェラテを」と言った。
すると男性は俺にこえをかけてきた。 「すみません」
中原中也
あ、はい。ッ!?
太宰治
中也ニコッ
俺の『元彼』の、太宰だった。
中原中也
どう、して
太宰治
忘れたのかい?私は上の武装探偵社で働いているのだよ?
ニコニコ、と微笑んでいる。気色悪い。
中原中也
・・・・・・何のようだよ
太宰治
そんな警戒しないでくれ給え。今日は大事な『話』をしにきたのだよ?
中原中也
手前と話すことなんざねえよ
太宰治
まあまあ聞き給え。中也。
目が本気だった。此奴は本気で大事な話をしにきたんだ
太宰治
私と、
『再度付き合って欲しい』
中原中也
・・・・・・は?