いつもの注意です ▼
注意事項は1話に記載済
※名前・名称やファンマ等をそのまま表記せず、 伏字でお願い致します。(桃、🩷等)
らゔ
旧館の屋上に続く外階段に座り、いるまとすちと 日和の下できゃっきゃと 水遊びをしている桃瀬くんらを眺めながら駄弁っていた。
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無邪気にはしゃぐ彼らは、とても男子高校生とは思えない程に 純粋に楽しんでいるように見える。
世の中の男子高校生なんて、 大抵は煩悩にまみれた猿ばかりだと思っていたが、 あの子らみたいのもいるんだなと関心する。
水風船を作って遊んでいる彼らを見て、 もし俺たちならコン〇ームでやるだろうなと思いながら見ていた。
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スマホ片手に真顔で言っているすちを横目に見る。
撮ってんのバレてんぞ
❤️
好きな子とかいたりすんのかな
なんかふわふわしてっし、そういうの興味無さそう
それより知識あるんか?
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❤️
俺だった?
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❤️
💚
すちから色々と話を聞いた。
お互い両片想いですれ違っていただけで、 最近晴れて恋人関係になったんだと。
すちが黄楊にご執心なのは知っていたけど、 まさか黄楊の方もそうだったとは驚いた。
粗方話し終えたすちはトイレと言って本館の方へ歩いて行った。
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こいつ最近黄楊とも仲良かったっけ
再び前に向き直ると、1人が投げた水風船が桃瀬に直撃した。
当たった水風船は割れ、 桃瀬のシャツがびしょびしょに水で濡れていた。
❤️
着替え持ってんかなと思いながら見ていると、 俺の2段上に座っていたいるまが立ち上がり、 桃瀬の方に向かって行った。
桃瀬の傍まで行き、 何か話したあと手首を掴んで校舎の方へ引っ張って行った。
俺を1人にすんなよ、どいつもこいつも
気づけば、黄楊が俺の方へ向かってきていた。
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❤️
へー、黄楊くんねぇ
誰からでも好かれてるイメージだな
らんらん風邪ひかないかなと独り言のように、 桃瀬の心配をしている様子だった。
❤️
💛
またその反応w
米〇玄〇の🍋だ
おもろいよな黄楊もw
俺の言葉に驚いたのか、少し固まったあと、 みるみるうちに顔を赤くする。
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子供が親に問い詰められた時のようにキョドっている。
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すちが前に、みこちゃんは俺らみたいのと関わりたがらないとかなんとか言ってたのを思い出した。
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べつに答えなくていいよと付け足すと、 少しの沈黙のあと黄楊が口を開く。
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❤️
ならいいんかな...とかまた1人でぶつぶつ言い始めた彼。
なんか小動物を見ているみたいだ。
💛
あ
💚
黄楊の背後から抱き着きながら俺を見るすち。
💛
びっくりするやろ!とすちに抱き着かせたまま ぷんぷんと怒っている。
それに分かりやすくデレるすち。
きっつw
友達のこんなところ見るのキツくね?
恥ずかしいわ
友達の前とかお構い無しに、 堂々と戯れることができるのは、
俺の事を信用しているのもあるかもしれないが、
本当に黄楊の事が好きなんだとヒシヒシと伝わってくる。
俺は遠慮しとくわ...
コメント
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💚💛のイチャラブでニヤけてまう…助けてらゔさん…😇