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こんな…こんな家族…。
如月 鈴
お父さん
如月 鈴
目の前には、この世の終わりかってぐらい絶望したような顔を する、お父さん。
お父さんを、ガラスを…私は今、自分の手で砕いた。
如月 鈴
お父さんは、必死に私を愛そうとしてくれた。 歩み寄ってくれた。
それなのに、私は…。
今までの、10年間。
お父さんの、10年間。
お父さんの10年間の想いを…私は、無下にするような一言を…。
如月 鈴
如月 鈴
お父さん
「ごめんね、こんなダメな娘で。」 そう言い残して、私は部屋を出た。
ううん、部屋だけじゃない。
お父さん
「鈴!」
「鈴!」
如月 鈴
お父さんの声を無視して、私は家を出た。
お父さん
お父さん
お父さん
もう…僕から離れないでくれ…。
楓…!
如月 鈴
暗い夜道を、ただただ走った。 いたたまれない、絶対にやっちゃいけないことだ、わかってる。
でも…もう、無理なの…!
これ以上…お父さんの苦しそうな顔、 見たくない!
気付いてないとでも思ったか、私に歩み寄るお父さんの眼差しは、いつも暖かかった。
けど
いつも、作った笑顔で、偽物の笑顔で話しかけてきて。 苦しいの、ずっと隠して、隠して。
正直気持ち悪かった、そんなに無理して話しかけてくるくらい なら、最初から拾ってほしくなんかなかった。
凄い酷いこと言ってるのは分かってる。けど、けど!
如月 鈴
如月 鈴
視界が眩む。頭痛がする。
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
気が付くと、そこは知らない…いや、知ってる天井だった。
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴