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マジで月さんのストーリー大好きです!これからも頑張ってください!
司(俺)
司の夢の中
小さい頃の司
天馬母
小さい頃の司
天馬母
バタン
次の日(夢の中の)
天馬母
小さい頃の司
天馬母
バタン
次の日
天馬母
小さい頃の司
次の日
天馬母
小さい頃の司
次の日
天馬母
小さい頃の司
次の日の朝
6時45分
小さい頃の司
天馬母
小さい頃の司
天馬母
小さい頃の司
小さい頃の司
天馬母
小さい頃の司
ガチャ
小さい頃の司
小さい頃の司
小さい頃の司
次の日の朝
バタバタっ
ガチャ
小さい頃の司
天馬母
小さい頃の司
天馬母
小さい頃の司
天馬母
小さい頃の司
ガチャ
小さい頃の司
小さい頃の司
小さい頃の司
司の目からは一粒、二粒と、 涙が溢れた。
小さい頃の司
それでも涙は止まらなかった
小さい頃の司
そこからはまたいつもの日常、
天馬母
小さい頃の司
ガチャ
見送って、見送って、見送って、見送って。 ただそれだけの日々。 朝から夜まで一人の毎日。
一年後の司の7歳の誕生日 前日。
天馬母
小さい頃の司
天馬母
小さい頃の司
天馬母
ガチャ
小さい頃の司
司、ほんの少しだけ 疑った
小さい頃の司
次の日の朝。誕生日当日。
ガチャ
小さい頃の司
天馬母
天馬母
小さい頃の司
天馬母
小さい頃の司
天馬母
母は家を出た
小さい頃の司
司は去年とは違い泣かなかった。それは「司が成長したから」 も有るだろうが、それだけでは無い。
それは司が母の言葉をあまり 信じていなかったから。 「信じて待つ」とは思うようにしたものの、人は一度言った事を守らなかっただけで、簡単に信用出来なくなる、しなくなる 生き物。司は心の片隅では信じていなかったからだろう。
小さい頃の司
捨てきれない思い
その後の誕生日も、 「病院に行かないといけなくなった」それの繰り返し。
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
繰り返し。
司(俺)
母は、信じられなくなった。
その4年後
仲の良い友達1 仲の良い友達2 仲の良い友達3
その三人との出来事があって 母だけでなく人を信じられなくなった。
仲良くしてくる奴はみんな 裏があると思ってしまって 信じられ無い。 信じる事が出来ない。 怖いから。 トラウマがあるから。 もう壊れたはずなのに、 また傷付くかもしれないから。 痛くなるから。
「こいつと関わっておけば分からない所を教えてくれる。」 「怒られそうになった時は こいつを巻き込んどけば丸く収まる。」 「困った時はこいつに罪を擦り付ければいい。」
そう思ってしまう。 そうかもしれないし 違うかもしれない。 俺にとってはどうでも良かった。どうせ信じる事は出来無い。 「本当はこう思ってるんじゃないか」 なんて、そんな事を思わずにはいられなくなった。
人の善意だって、 「周りに良く思われたいだけなんじゃないか、俺の事なんて本当はどうでも良いんだろう」 そんな事ばかり。
もうこんな俺(オレ)、 嫌だ、嫌い、酷い、 また自己嫌悪。 そんな日々。 ただの自分の被害妄想なのに。 その人の事が悪く見えて、 こんな事思う俺(オレ) にまた自己嫌悪。
もう疲れてきた。
被害妄想、自己嫌悪、 その繰り返しが 嫌で嫌で嫌で嫌で、 嫌で嫌で嫌でたまらなくて。 気持ち悪くて、消えたくて、 壊れても結局変わらなくて。
そんな時机の上の鉛筆立に入ってた刃物、カッターが、 その時異様に目について、 「刺したら痛いのかな。」 「血が出るかな。」 「血と一緒にこの汚い気持ちも流れるかな。」
そう思ったら止まらなくて、 刺してて、痛くて、 でも心の痛みよりよっぽどマシで、 また刺してて、 痛くて、でも痛みより快感の方が勝って、 止まらなくて。
「これは俺自身に対する罰」 そう思ってまた刺して。
あの時出なかった涙が溢れて。 訳が分からなくて。 でも腕を刺す手は止まらなかった。
中学二年から今までずっと同じ事して。 机の上に紅が広がって。 腕だけじゃ足りなくて 足首からどんどん上まで。 治り掛けた所をまた。 繰り返し。
???
誰かがオレを呼んでる
???
こんな俺(オレ)放って置いてよ
???
全く見てくれない癖に、 こんな時だけ呼ぶのか、
???
黙ってくれよ
???
???
???
???
煩い、
???
もう呼ぶなよ
???
???
無理だよ…俺だって一人は
???
???
???
???
???
煩い、煩い
???
もうっ、煩い、!
???
司(オレ)
冬弥
司(オレ)
冬弥
司(オレ)
冬弥
司(オレ)
冬弥
冬弥
司(オレ)
冬弥が去り
司(オレ)
司(オレ)
司(オレ)
司はベンチから立ち、 自分の教室へ向かった。