食らう感動

グロい？

とってもグロい？

曲パロです

分かったら💬ください

いいのね！？

俺はないこ。 俺には年上の彼氏、いふがいる。

チュ

と、俺たちはまぁラブラブなカップルなわけです

まろは、俺の料理を食べてさらに惚れたらしい

今日も仕事頑張ってるまろのために、美味しいご飯作るんだ！

ドンッ

まるで浮気だ、と自覚してしまった

まさか、だってまろは仕事中だもん

俺の事を見ていたのは、まろではなく、

まろのような青髪の向かいの席で笑う女性だった

俺は、どうしようもなくなって目の前の光景を疑った

でも

楽しそうに会話する2人は、傍から見れば恋人そのもので。

俺の何倍も彼にお似合いに見えてしまって

浮気されてたんだな

数ヶ月後

ガチャ

…俺は部屋に入って、いつもしないその異臭に気がついてしまった

俺の彼女は屈託なく、無邪気に笑って話しかける

言い終わる間もなく、ないこは俺を目隠しする

しゅるしゅる

目の前の光景を疑うと同時に、凄まじい吐き気が込み上げてしまう

俺のことすきだよね？

さっきから、ないこは何が言っているけど、

目は焦点を結んでいないし、心做しか顔色もおかしい

ああ、やっぱりないこはおかしい

でなければ、こんなモノを料理とは言えない

そして俺は玄関へと走り出す

が、それは間違いだったようで

腹に衝撃と激痛が走って

視界が暗転する前に、見えたのは

自分から吹き出す紅と

「もう片方のないこ」の姿だった

その人は、俺が相談を受けていた男性、いふさんの恋人だ

相談は「彼女が多重人格ではないか」というもの

桃髪のその患者は、自分の知らない人格が恋人を殺したと分かっている

よく相談を受けていたから、恋人間の愛の重さは分かっている

って、違う違う

その患者は、自分が浮気されたと思い、見ず知らずの女性を料理した

病室 ○○号にて

俺の人格は、まろを殺した

俺の手にはカミソリ

その病室で紅い華が咲いて

部屋の者は空…否

地獄の果てへと消えた

カルテ

女性の料理