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キーンコーンカーンコーン
〜放課後〜
Or
はぁ⋯⋯⋯
散々やったな
今日入ってきたばっかりなのに⋯⋯
この世界、魔法が使えないだけであんなこと言われるんやな
まあ、それもそうか。
この世界は魔法主義らしいし
⋯⋯⋯とりあえず、校長室行くか
ｺﾝｺﾝ
Or
失礼します
魔法学校の校長
来たか
Or
はい、
魔法学校の校長
⋯⋯お前は今日の授業で実技をやったはずだ
Or
はい、やりました
魔法学校の校長
そこで魔法が使えていなかったと担任から聞いたぞ？
Or
は、はい⋯⋯
魔法学校の校長
普通はな、皆使えるはずなんだ
魔法学校の校長
何故かは分からないが、自分の魔法を皆知っている
魔法学校の校長
なのに何故、お前は自分の魔法が分からない？
魔法学校の校長
なぜ魔法が使えない？
Or
それは⋯⋯分かり、ません⋯⋯ｯ
魔法学校の校長
分からないだと？((圧
Or
はぃｯ
あぁ、怖い⋯⋯
息が詰まって、苦しいｯ
魔法学校の校長
⋯⋯⋯ﾁｯ
この感覚、おぼえてる⋯⋯⋯
僕はまた⋯⋯ｯ
魔法学校の校長
⋯⋯⋯数万年前、お前のように魔法が使えない者がいたんだ
Or
え、？
魔法学校の校長
そいつを、俺らはどうしたと思う？
Or
え、えっと⋯⋯⋯
魔法学校の校長
俺の魔法で火炙りの刑にしてやったものだ！ハーハッハッハッ！
Or
ｯ
魔法学校の校長
なぁ？お前もそうなりたいかぁ？
Or
え、いや⋯⋯
魔法学校の校長
なりたくなければ、ここを出て行け！無能者が！
Or
ｯ！
ﾊﾞｯ
僕は勢いよく、校長室を飛び出した
あの人の顔を見た時、本物の恐怖を感じたんだ
後ろから微かに校長先生の笑い声が聞こえる
ああ、うるさいな⋯⋯⋯
Or
はぁｯはぁｯはぁｯ
Km
ん？あ、おらーぷ！おかえr⋯⋯
Km
ど、どうしたの？顔色悪いで？
Or
え、あ⋯⋯⋯な、なんでもないｯ
Km
なんでもないようには見えないけど⋯⋯⋯
Or
ほ、ほんまに大丈夫やから！じゃ！
Km
あ、ちょ！
こわい
こわい
こわい
つらい
つらい
つらい
Or
あぁ、もうｯ⋯⋯どうしたらええねんｯ！
Or
ふるえ、とまらへんｯ
Or
⋯⋯いやだ、いやだよ⋯⋯もう、ずっとｯ苦しいまま⋯⋯
Or
はぁ⋯⋯もう、ええか⋯⋯
Or
つかれた⋯⋯ねよ⋯⋯
考えることすら疲れた僕は案外すぐに眠りについた
Or
ん、あさ⋯⋯？
Km
あ、おらーぷおはよ！
Or
こめさん、おはよ
Km
⋯⋯おらーぷ、昨日のことだけど
Or
！
Or
あー、ごめん！昨日実は体調悪かったんよ！
Km
え、あ、そうなん？
Or
うん！そうやったんよ！心配かけてごめんね
Km
あー、全然大丈夫やで！次からちゃんと頼ってな！
Or
うん！ありがとう！
Km
今、体調どう？
Or
んー、まだ優れないっぽいから今日は学校休むわ！
Km
そっか！じゃあおらーぷの分の朝ご飯だけ
持ってくるから待ってて！
持ってくるから待ってて！
Or
ありがとう！
Km
ん！
Or
はあ⋯⋯やっと行った⋯⋯
Or
⋯⋯学校なんて行かなくてええやろ
Or
どうせ、行っても⋯⋯⋯
Or
はぁ⋯⋯
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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