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11話-夢の掟-
僕は死んだ。
車が歩道に突っ込んできたから
お兄ちゃんを置いて、
郁瑠
そう思った。
…会わせてやろうか?
郁瑠
郁瑠
できるとも
ただし、夢の中だけだかな。
郁瑠
郁瑠
だが、
その姿では無理だ。
夢の中では
姿を変えなければならん。
郁瑠
すると、
僕の姿が一瞬で変わった。
お前の名は、瑠花だ
郁瑠
夢の中での掟を覚えていろ
1、現実世界の夜が開ければ本人を起こせ。
2、夢の中の裏側を知られてはいけない。
3、本当の姿を知られるな。
郁瑠
瑠花
楓
最初のうちは
掟を守れてたんだ。
でも、
僕が楓に会いたいという欲に負けて
数年の間、
起こさなかった。
それだけじゃない。
1番やっては行けない
現実世界に出てしまった。
そして
僕は
あの女の人に祓われて
また空の上に戻ってきた。
お前、どういうつもりだ。
郁瑠
郁瑠
こうなれば
お前を追放しないといけない
そうすれば
二度とあいつの顔も見れんだろう
郁瑠
…だが、仕方ない…
お前は追放できる年にもなってない
今回だけだ
郁瑠
楓
楓
楓
楓
楓
楓
楓