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貴方はどこにいるの?
1番大切な記憶を 今日も抱きしめる
ルル
平和な街と笑い合う人々がいるのに、私だけ笑えないなんて言えない
ルル
街の人
ルル
控えめに微笑むと周りの大人達も朗らかな表情になる。
レナ
ルル
レナ
ルル
私はじりじりと後ろに下がる。 レナさんは、たまに心を見透かしてくる感じがして怖い
レナ
ルル
レナ
ルル
レナ
ルル
両親を幼い頃に亡くした私を 引き取ってくれたのがレナさんだ
いつも私のことを気遣ってくれる
ルル
ルル
思わず、爪が食い込むくらい、手を握りしめてしまう。
ルル
レナ
ルル
きっと隠し事があることなんてバレバレだ。
それでも
ルル
自分の部屋に戻るとすぐ ベッドに飛び込む
まだ夕方なのに
ルル
何百回も何千回も頭の中で繰り返した 言葉
ルル
ルル
星の形をした、ランプのようなオブジェに慎重に触れる
ルル
10まで数えて深呼吸
ルル
呪文を囁くと次の瞬間には、私は気絶していた。