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じゃぱぱ
地雷さん気を付けて
目覚めたらそこはベッドだった。 きっと寝ちゃったのだろう。 昨日、部屋に戻る時、ルナが起こしに来てくれるって、約束した。 何で来ないんだろう。って。 嫌な予感がした。 何言ってるんだ、大丈夫、彼女は生きてるって。言い聞かせて。
じゃぱぱ
部屋を訪ねて、あまり良くないが彼女の部屋の扉が開いていたので、こっそり開ける。そしたら、彼女はすやすやと寝てた…みたいだ。
じゃぱぱ
俺は見て察しがついた。 彼女は死んだような目をして眠っている。 …そうだ、死んだように。
誰も来られないよう部屋の鍵を閉めて静かに彼女の状態を確認しようとする 何故か、凄く落ち着いていた。嗚呼、これも昔のせいなのかな。
じゃぱぱ
そうすると、手に紙が握られていることに気が付いた。
じゃぱぱさんへ。 ルナはもう耐えられません。 前の日常がもどってきてほしいです。 私達の関係が変わったのはいつからでしたか? あの人に拾われて、人生が地獄になった時? それとも、無理やりヤラされて泣きじゃくった日? 挙げればキリがないと思います。 私はじゃぱぱさんが、希望だと思ってました。そう信じてました。 信じて信じて。そして、裏切られた気分になりました。 あの人なら、じゃぱぱさんなら、あの二人の争いもとめられるって。 ルナがこんな思いをせずに済むんじゃないかって。 あまりにも自分勝手な想像で。 知ってたんです。じゃぱぱさんは傍観するって。 わかってたんです。わかってたんですけど、希望を持ってしまいました。 るなは、るなは、何を信じたら良かったのでしょうか。 生まれた頃から奴隷のように扱われ、オークションに売り出されて、そこでも言い様に使われて。やっと救われたと思ったら、冤罪を掛けられて森に送り出されて。 じゃぱぱさんへ。この手紙を読んでたら、絶対に姉の二人には見せないでください。ここからは私達に何があったのか、書いていきます。 まず、私が出会ったのはエトちゃんです。 エトちゃんとは孤児院で出会いました。 私は所謂戦争孤児で、父母はもっと幼い頃に死んでいて。 ここだけが唯一の場所だったのです。そんな中、エトちゃんが入ってきました。暗くて、物静かな私とは違って、明るくて、誰とでも仲良く出来て。 正直羨ましかった。私もあの子みたいに出来たらなって。 次にエトちゃんと孤児院を出て出会ったのがノアさんです。 思えば、ここからが人生の転機だったのかもしれません。 私は結局、エトちゃんみたいに反抗もせず、静かに過ごしました。 ノアさんの正体。分かりますでしょうか。 魔女です。ええ。 正体は数百年も前に行われた魔女狩りで生き残った内の一人でした。 ノアさんは、毎日とても美味しい料理を作ってくれました。 姿を隠して。そして、私達の料理の中にこっそり、毒が入れられていました。 即効性では有りません。少しずつ溜まっていって、爆破するように一気に流れ出す毒です。その毒は、解毒剤もありません。 そんな毒に、私とエトちゃんは侵されていました。もう遅いのです。 全てが遅すぎました。私が毒の存在に気が付くのも、何もかもが。 私はもう少しで毒が回って死にます。エトちゃんは体が丈夫なので、 後何日かは持つと思います。 最後に、ノアさんが犯したとされている大罪を書かせてください。 嫉妬でした。 本当に、長文で申し訳ありません。 そして、私達について調べるのなら、地下室がおすすめです。 ノアさんを、殺してください。 私が愛した人でも構いません。 お願いします。 私はもう長くないです。代わりに…
かなり長い文に残されていた情報は、かなり有益なものだったかもしれない 彼女はだんだん力もなくなってきたのだろうか。 後半に進むにつれ、筆が震えている字にも捉えられる。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
…何で涙が出てきたんだろう? 今まで、泣けた事なんて一度もなかったのに。 何で、こんな幼い命が旅立ってしまうのだろうって。 残された側は、どうすればいいだろって…
じゃぱぱ
ねぇ、ルナ。 君が来世で生まれ変わることができたなら きっとその時、君は…
じゃぱぱ
エト
リビングに行くと、そこにノアさんの姿は無く、エトさんだけだった。
じゃぱぱ
今は、今は彼女を殺すことしか考えられない。 俺なりの、懺悔をするしか。
エト
じゃぱぱ
エト
じゃぱぱ
エト
やっぱり、エトさんは信頼できな…
じゃぱぱ
エト
エト
エト
エト
じゃぱぱ
抱きつかれたかと思えば腹を刺されたみたいだ。 だが日常で使うような小型ナイフを咄嗟に出した為、毒などは塗られていない。だが不味い。口から血が出てきた。
じゃぱぱ
エト
じゃぱぱ
エト
じゃぱぱ
エト
じゃぱぱ
エト
ノア
じゃぱぱ
嗚呼、ようやく演者が揃った。
じゃぱぱ
そう呟きながら、ノアさんの目の前に移動し、急所を指してみる
ノア
やっぱり駄目だ。心臓を刺した。回復魔法でも知らないけど修復が間に合わないはず。なら心臓は別の場所?
エト
じゃぱぱ
ノア
隠し持っていたのであろう鉄バットで一気に振り払われる。 そうすると、急に扉が開いた。
ユアン
エト
ノア
じゃぱぱ
ユアン
ノア
…っ!?
ユアン
エト
ユアン
一緒についていく途中でみたのあさんは、 …あまりにも無惨な姿だった。 だけど、多分死んでない。 確証はないけれど。
気が付けば、夢や水晶なんかで何回か見た場所にたどり着いた。
じゃぱぱ
ユアン
じゃぱぱ
ユアン
じゃぱぱ
ユアン
じゃぱぱ
ユアン
じゃぱぱ
うり
じゃぱぱ
うり
じゃぱぱ
うり
そうすると、どーんって感じでエレベーターが現れた。
うり
ユアン
俺はかなり不服だった。 まだ全てが終わった訳では無い。 だから、だからもう少しだけいさせてくれよ。 そう言おうと思ったら、ユアンくんに耳元で囁かれる
ユアン
ユアン
じゃぱぱ
そう行って、扉が閉まった。
うり
ユアン
うり
なおきり
うり
なおきり
うり
ユアン
なおきり
嗚呼、ルナ。 君という名に幸があらんことを。
エレベーターの中に入れば、前と同じ宇宙空間が広がっていた。
そうすると、急にエレベーターが光りだしたようにも見えた。
じゃぱぱ
気が付くと俺は…
じゃぱぱ
コスプレ的なのをしていた。 犯罪者扱いされないだろうか。
じゃぱぱ