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クラスメイトは魔女

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クラスメイトは魔女

1 - 初めて話す人

♥

100

2024年09月14日

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さえ

颯太

朝の7時半中学校の靴箱

颯太

まだほとんどの生徒は学校へ来ていないから校舎は静まりかえっている

颯太

僕、青原颯太はそんな朝早くに、登校してきていた。

颯太

別にまじめだからじゃない。たまたま、朝早く目が覚めたからだ。

颯太

家にいても、退屈だったから、学校に来たんだけど……

颯太

「ふぁ~あ」

颯太

やっぱり眠い。

颯太

教室についたら、ほかのクラスメイトが来るまで、寝てようかな。

颯太

そんなことを考えて、靴箱にやってきた僕は、足を止めた。

颯太

カタン

颯太

物音が聞こえる。

颯太

誰かいる?

颯太

音がしたのは、僕の靴箱があるほうだ。

颯太

靴箱の前に、一人の制服姿の女の子が、こちらに、背を向けて立っている。

颯太

黒髪ロングヘアーは、少しくせっ毛。背は高くも低くもない。

颯太

そんな特徴のない後ろ姿なのに、僕は、それが誰だかすぐに分かった。

颯太

クラスメイトの三神紗枝さん。

颯太

当然ながら、同じ中学生

颯太

三神さんは、かなり有名人だ

颯太

何で有名なのかってそれは…

颯太

三神さんが手を伸ばした靴箱の位置には見覚えがあった

颯太

僕の、小学校からの真木野航の靴箱だった

颯太

何をしているのだろうと見ていると

颯太

三神さんがスカートのポケットから、黒っぽい何かを取り出す。

颯太

なんだろ、あれ

颯太

呪いの儀式をするとか⁉

颯太

そんな考えが頭をよぎって、一歩踏み出したとき

颯太

バコンッ!

颯太

足元にあった盛大なバケツが音を立てる。

さえ

「だれっ?」

颯太

三神さんが、こっちを見た

颯太

やばいっ

颯太

あわてて身を隠したけれどおそかった

さえ

「青原くん?」

颯太

見られていた

颯太

けど、僕の名前を覚えているとは思わなかった

颯太

「ごめん、見るつもりはなかったんだけど」

さえ

「見たんですか?」

颯太

さえ

…見たんですね…

颯太

いや、少しだけ見たけど

颯太

何をしてたかまでは

颯太

うわぁ!

颯太

三神さんが勢い良く突っ込んできた

颯太

「ちょっと……!」

颯太

「一体いきなりどうしたわけ」

さえ

見てしまったんですね

さえ

私の手紙を

颯太

手紙って、もしかして、ラブレター?

颯太

三神さんの顔が、一気に赤くなった。

颯太

かなり、意外だ

さえ

「あ、あっ……あの!青原くんって……ま、まま……真木野くんと、なかよかったよね」

颯太

いや、まぁ

颯太

小学校からの腐れ縁ではあるけど

さえ

協力を要請します。

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コメント

2

ユーザー

キャー(,,> ꇴ <,,)ー!! 続き待ってます‪.ᐟ

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