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狐と狼 2話
ヨイチ
ヨイチ
そこには、いかにも堂々とした人間
俺の愛するおばあちゃんがいた
みんな
リン
バチラ
チギリ
クニガミ
祖母様
みんな
ヨイチ
信じられない
祖母様
信じられない
ヨイチ
今までどこいたの
祖母様
今までの俺の苦労
ヨイチ
今までの俺の悲しみ
祖母様
今までの俺の辛さ
ヨイチ
みんな
祖母様
ヨイチ
祖母様
ヨイチ
全部受け入れてッッ
祖母様
バチラ
ヨイチ
祖母様
ヨイチ
みんな
祖母様
ヨイチ
昔と変わらないおばあちゃんだ。
祖母様
よかった、安心した。
ヨイチ
祖母様
みんな
リン
祖母様
リン
バチラ
クニガミ
チギリ
みんな
祖母様
祖母様
暗い暗い夢を見ている。
幼少期、俺とおばあちゃんの会話
ヨイチ
ヨイチ
おばあちゃん
ヨイチ
おばあちゃん
ヨイチ
「泣いてるよ？」
おばあちゃん
ヨイチ
バッ
ヨイチ
おばあちゃんがいなくなっていた
ヨイチ
ヨイチ
泣き続けた
ヨイチ
バチラ
正直、全てを理解するのには遅かった
リン
ただ、コイツを持ってきてよかったと、
思ってしまう
クニガミ
チギリ
『いや、』
リン
クニガミ
チギリ
バチラ
リン
初めて会った人間の心配するなんて
おかしいかな。
でも
ヨイチ
リン
俺はコイツが好きなのかも知れない・・・
でも、コイツが人間である限り、狼とハーフの俺は無理だ。
・・・
もう寝ようか
朝 5：30
一睡も眠れなかった
ヨイチに何かあったらと思うとずっと起きていてしまう・・・
ヨイチ
リン
ヨイチ
ヨイチ
サラッ
ヨイチ
ヨイチの隠してた頭巾が落ちた。
ヨイチ
！？
リン
そこに見えたのは
リン
ヨイチ
俺が連れてきたのは人間じゃない。
ふわふわとした耳を持つ
狐と人間のハーフだ。
ヨイチ
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