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ねぇ…君、誰？

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ねぇ…君、誰？

第1話 - 1,私と貴方の絆。

139

2025年01月06日

#一次創作

#オリキャラ

#1話完結

甘宮みかん

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139

甘宮みかん

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甘宮みかん

すっごい暇だ…

甘宮みかん

なんか面白い事無いかなぁ…？

甘宮みかん

…ていうか…

甘宮みかん

美音ちゃん…遅いなぁ…

甘宮みかん

速く美音ちゃんの作るスープカレー食べたいのに…

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

甘宮みかん

…？

甘宮みかん

なんだろ…？

突然、電話が掛かってきた。

誰からだろうか。

甘宮みかん

…あ、美音ちゃんだ！

美音ちゃんか…一体どうしたんだろう…？

こんな遅いしきっと…何かあったのかな？

緩風美音

あ、もしもし。

甘宮みかん

もしもし〜！！美音ちゃん、どうしたの？

緩風美音

みかんさん、今ね私、玄関のドアの前にいるんだけどさ…
荷物で手が塞がってるんだよね…だから、ドア開けてくれない？

甘宮みかん

…そっか、ちなみに美音ちゃん、カフェ行くって行ってたじゃん？楽しかった？

緩風美音

何いってんの？楽しかったに決まってんじゃん（笑）

緩風美音

ねぇ、そんなのは良いから速くドア開けてよ。

甘宮みかん

ふーん…

今の話で全て分かった。

甘宮みかん

君、美音ちゃんじゃないよね？？

緩風美音

…は？んなわけ…

甘宮みかん

美音ちゃんはそもそもカフェなんか全く行かないし、

甘宮みかん

それに…

甘宮みかん

美音ちゃんは私の事を"みかんさん"なんて呼ばない。

緩風美音？

…

甘宮みかん

お前は美音じゃない。
お前は誰だ。

甘宮みかん

本当の美音をどこにやった！！！
答えろよ！！

私は精一杯大きな声を出した。

緩風美音？

…、美音は…美音は生きてるよ。
安心して。

緩風美音？

それにしてもバレちゃったか…。
ほんと、2人の絆は邪魔出来ないのかな。

緩風美音？

おっと…そろそろ、本物の美音が帰ってくるみたい。
私はもうここを去るよ。じゃあね、

緩風美音？

また…会う日まで…♪

甘宮みかん

…

ﾂｰﾂｰﾂｰ

甘宮みかん

…

そこで電話は途切れた。

一体…あいつは何だったのだろうか。

また会う日まで…か…

もう二度と来ないでほしいが。

それに…あいつの正体は何なのだろうか…。

甘宮みかん

…まぁ、良いや。
そんな考えても仕方ないしね！

緩風美音

ん、ただいま。

甘宮みかん

…！おかえり！美音ちゃん！

緩風美音

…？ど、どうしたの？急に…。

甘宮みかん

んー？いや、なんでもないっ！

緩風美音

あっそ。なら良いや。

終わり。