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早朝
目が覚めると横には彼氏.
これって幸せな事なんだろうけど 私には何も幸せなんて感情湧いてこない.
それが私の恋愛.
凉
微笑む私にキスをする男.
あーー、口臭きつ.
なんでこんな奴と付き合ってんだろ
長く続くきしねーー.
私は所謂
屑である.
誰とでも付き合えると思われ
あわよくば
誰にでも股を開く女なんても言われる.
まあ嘘じゃないけどね.
私は誰でもいい.
私を望むのなら与えてあげるし
私を捨てるなら勝手に捨てて構わない.
過去の記憶をかき消す為の
精神安定剤なのである.
誰かで満たされないと自分で居られなくなる.
そんな私は屑である.
こんな薄っぺらい言葉を言われて何を思うの.
凉
凛
凛
西条 凛
私の幼馴染であり、親友である.
凉
凉
凛
何でも心を開ける友.
それでも言えてない事は多々ある.
凛
凉
凉
凛
凛
”好きでもないやつと そんな事して何がたのしいん?”
楽しいからしてるんじゃない.
分かってない.
凛は分かってない.
私が屑であること.
私の私情で満たして貰ってるだけ.
凉
凉
私は凛に聞こえないような声でボソッと言った.
凉
私は話を遮るように教室を出ていった.
自分の屑さが身に染みて 実感するのが嫌だから.
青空の下いちごミルクを勢いよく飲んでいた.
凉
空をじっと眺めていると後ろから声がした.
凉
凉
侑
侑
侑
凉
凉
侑
侑
侑
凉
凉
侑
侑
凉
侑
侑とは同じ中学でその片割れとも 仲良くしてもらっている.
凉
凉
侑
侑
凉
凉
凉
凉
侑
侑
心臓が急にうるさくなる.
凉
私は
””中学の頃まで””
侑の事が好きだった.
まあ呆気なく終わった恋だったけど.
今はもう
”無感情”
未練なんて1ミリもないはず.
ちゃんと諦めて
忘れようとした結果
この屑が誕生した.
別れてくれへんかな。
凉
凉
侑
侑
あー。
やっぱ聞きたくな。
凉
侑
侑
凉
未練なんて
1ミリもない
はず
忘れるために
君を 侑を
私から消したかった.
気持ちを隠蔽するのはむりげーなの.
凉
凉
凉
侑
侑
侑
侑
凉
凉
凉
凉
凉
なんて言おうとしたの私.
会ったらだめだ.
もう、会ったらだめ.
この感情が溢れ出さないように
蓋をしないと.
私はその場に居ることが出来ず 猛ダッシュで教室へ戻った.
この顔を侑に見られたら
今の関係が終わってしまいそうで
怖かったから.
私はスマホ画面を開き、 違う男に連絡を入れた.
これが私が私で居られる為の精神安定剤である.
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