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月夜 乙葉
……
月夜 乙葉
今日も月が綺麗だなぁ…
太宰
あっ…！
太宰
やっぱり居た！
月夜 乙葉
ﾋﾞｸｯ(吃驚
月夜 乙葉
……ぁ
太宰
乙葉ちゃん！
月夜 乙葉
ぁ…えっと…
月夜 乙葉
太宰さん…？
月夜 乙葉
どうして此処に…？
太宰
ふふっ(笑
此処に来れば君に逢える様な気がしてね
此処に来れば君に逢える様な気がしてね
月夜 乙葉
はぁ…
そう言って彼は微笑んだ
太宰
君，何時も此処に来ているのかい？
月夜 乙葉
まぁ…
私は，弱々しく応える
太宰
此処は，月が良く見えるねぇ…
月夜 乙葉
うん，
月夜 乙葉
……
黙って月を見る君が迚，美しい
月夜 乙葉
…
月夜 乙葉
どうしたの…？
太宰
ぇ…あ…いや，何でも無いよ(笑
月夜 乙葉
ふぅ-ん…
月の光に照らされて少しだけ頬を赤くしたのが見えた
月夜 乙葉
もう，帰らないと…
太宰
嗚呼，又ね
月夜 乙葉
…？うん，
月夜 乙葉
じゃあね
月夜 乙葉
……何か不思議な気持ち
少しの時間だったが
少しだけ，楽しかった
月夜 乙葉
明日も喋りたい…(
それから，私達は
毎日，夜あの海に行き，話すようになった
太宰
----…
月夜 乙葉
~~~~？
太宰
ーーー
月夜 乙葉
ーー
太宰
あ！聞いて呉給え！
太宰
今日，国木田君が…
太宰
---だったのだよ
月夜 乙葉
…ふっ…(笑
月夜 乙葉
あっははっ(笑
太宰
…！
月夜 乙葉
ぁ…
太宰
初めて笑ったね…
月夜 乙葉
ご，御免…
太宰
いや，寧ろ嬉しいよ(ﾆｺｯ
君の笑った顔が迚素敵だった
私は，君の笑った顔がもう一度見たいと思った
月夜 乙葉
…//
久しぶりに笑った…
恥ずかしかった…
𝐍𝐞𝐱𝐭 ♡100 次回『突然の別れ』
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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