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なるほど…晴仁そんな過去が……ん?いむくん達のお母さん初めて見た気が…あれ?てか依兎普通にお遊びとして好きじゃなくて普通に昔から恋愛として晴仁の事好き…なのか?色々と過去があるね…今回も最高だった!
俺には父と母と嫁がいた
今はもう3人ともいないけど
父はヤクザだった
ヤクザと言えば裏(闇)の人間
それが一般的イメージだと思う
でも俺の父は違ったんだよ
俺が小学3年の頃
秦(晴仁父)
晴仁(ほとけ父)
秦(晴仁父)
この一言がキッカケに俺の父は
やたらと俺に習い事をさせ始めた
柔道、合気道、空手、ボクシング、キックボクシング
とにかく戦うのに役立つ習い事をさせてきた
この時点で俺に継がせる気だったんだろ
やめたい
そう思う時もあった
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
中学2年の頃
母は癌になった
それももう治せる確率なんて無いに等しい所だった
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
人を傷つける事が兎に角嫌で仕方なかった
強さなんて要らない
そう思ったりもした
うっかり父の目の前でそれを言ってしまった
そんな時
秦(晴仁父)
中三の俺には
晴仁(ほとけ父)
単純な思考しかなかった
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
晴仁(ほとけ父)
中三の時初めて俺の人生が今に繋がった時だった
優しく
厳しく
正しく
慎ましく
美しく
その全ては父の生き様だった
憧れだった
でもそんな日常は 続きなんてしなかった
晴仁(ほとけ父)
萌音(晴仁母)
秦(晴仁父)
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
母は
帰らぬ人となった…
病状が悪化し
病院に運ばれ数時間後に
息を引き取った
秦(晴仁父)
父の涙は
今までに無いくらい
怒りと悲しみと悔しさ、色んな感情がごちゃごちゃになり
今にも暴れてしまいそうな
涙だった
母はとても優しい人だった
厳しさも俺を思って言ってくれていたのはずっと伝わってた
萌音(晴仁母)
晴仁(ほとけ父)
萌音(晴仁母)
晴仁(ほとけ父)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
晴仁(ほとけ父)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
晴仁(ほとけ父)
萌音(晴仁母)
晴仁(ほとけ父)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
晴仁(ほとけ父)
萌音(晴仁母)
晴仁(ほとけ父)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
晴仁(ほとけ父)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
萌音(晴仁母)
晴仁(ほとけ父)
そんな母だった
誰よりも俺を考えてくれている
真の真っ直ぐな母だった
そして母が亡くなり
1ヶ月が過ぎようとしていた頃
モブ
モブ
俺が高校1年
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
モブ
秦(晴仁父)
秦(晴仁父)
父は火の中から小さい子を抱いて出てきた
秦(晴仁父)
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
父はその場で倒れ
息を吹き返す事もなく
亡くなった
俺は一夜にして父を失い
母は病死し
家族を失い
1人になった
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
そして高校を卒業した俺は
程なくして若頭として組を継いだ
父の亡くなった火事は
別の組による放火だった
父は火事に巻き込まれ亡くなったではなく
殺された
モブ
晴仁(ほとけ父)
モブ
晴仁(ほとけ父)
あのモブは俺を高校を卒業するまで育ててくれた
そして俺が継ぐことを応援してくれ
仕事内容を教えてくれたり
助かっている
ただ知らなかった組のことを知る事になり色々大変だった
警察の承諾と協力の元で動いてた事
何よりそれが1番驚いた
その仕事を通じて依兎と出会った
晴仁(ほとけ父)
依兎
晴仁(ほとけ父)
依兎
依兎
晴仁(ほとけ父)
依兎
小春(ほとけ母)
小春、俺の妻も警察署で働いていてそこで出会った
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
依兎
依兎
小春(ほとけ母)
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
小春(ほとけ母)
小春(ほとけ母)
晴仁(ほとけ父)
小春(ほとけ母)
晴仁(ほとけ父)
小春(ほとけ母)
小春(ほとけ母)
晴仁(ほとけ父)
依兎
依兎
それからも食事を重ね
仲を深めて
いつの間にか
晴仁(ほとけ父)
依兎
依兎
依兎
晴仁(ほとけ父)
依兎
小春(ほとけ母)
モブ
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
そんなこんなで結婚した
結婚してからは大忙しで
3人の子供を授かり
長女の霊
長男の零
次男のほとけ
ほとけ
零
霊(ほとけ姉)
全員俺の可愛い可愛い子供だった
家族を失った俺にとって
大変だけど凄く幸せな生活だった
でもその幸せも長くは やはり続かなかった
小春は
悪性の腫瘍が悪化し
癌になり
入院し闘病生活を余儀なくされた
そして
余命残り 3ヶ月と診断された
いわゆる余命宣告
晴仁(ほとけ父)
恐怖と不安と悲しみと悔しさと
虚しさが心の中で暴れまくり
今にも死んでしまいたいと願ってしまった
ドンッ!
バカ息子!
聞き覚えがある声だった
母の声だった
本当に背中を押してきた
その瞬間に目が覚め
今ある大切なものを
失いたくないものを
気づき
守る事を決意した
それからが俺の本当の人生に近かったのかもしれない
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
晴仁(ほとけ父)
ほとけ
零
悠佑