彼女の制限時間が3ヶ月を切った日。 私はここ最近、学校を休んでいる できるだけ、湊月に寄り添ってあげたいのと 精神的にもう限界なのと、自分の体をできるだけ大切にしたい 正直言えば、自ら命を絶とうとしている 勇気は出ないが、死のうとしていて、 でも、生きれる方法を探している。 自分の気持ちを見失っていた。 私は今日も、花屋に行く。 今日は5本買うつもりだ。
羽音
『あらお嬢ちゃんいらっしゃい 今日は何しに来たの?』
私は実はここの花屋には、花を買う目的ではなく来ていることがある それは 親孝行とは何か ということを聞きに、この花屋さんに来ているため、 このような聞かれ方をした。
羽音
『そうなのね ゆっくり選んでちょうだいね。』
花屋のおばさんにはお世話になっていて、 ここで売っている花の花言葉リストまで作ってもらった。
そのリストを見ながら悩んだ結果、 カーネーションかガーベラで迷ったが ガーベラを5本手に取ってレジに向かうと おばさんの気遣いでこう言ってくれた。
『迷ってたでしょ? カーネーション、持っていきなさい』
と、言って、4本のカーネーションをくれた後、 花瓶まで貰ってしまった。
そうして私はガーベラの料金を払った後、
羽音
お礼の言葉を言って 店を出た。
病室に着くと、 彼女は寝ていて 起こすと申し訳ないので そっと花瓶に花を挿して メモがたまたまカバンに入っていたので 一言だけ書いて 病室を後にした。
静かな病室には、 窓から差し込む夕日と 並べられた花瓶に入っている花 彼女の綺麗な寝顔だけが残っていた。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡1000
コメント
6件
… 遅れてごめン😿💧 一言が気になりすぎる❕❕ なんて書いたのですか❔🥴🥴 やばいやばい 気になりすぎて 夜しか寝れない()