現在、20××年 ×月×日 午後15時40分。
部活に向かう生徒で賑わっている。
帰りのチャイムが鳴り響く廊下でマフラーを巻く。
雪は溶け、春が来ようとしている。
しかし、この寒さはまだ防寒着がないと 外に出たくない。
マフラーが変ではないか 窓に反射する自分を見て確認する。
特に問題はないことを確認すると 早歩きをして下駄箱へ向かう。
~下駄箱~
下駄箱の向こうは校庭で 外部の生徒たちで賑わっている。
私は靴を履き、煌めく夕日を片手で隠し 玄関を出た。
~帰り道~
轟々と吹き荒れる風。
草木が四方六方八方に暴れる。
前にはオレンジ色の空。 後ろには最近工事をして新しくなった漆黒の道路。
右には様々な色の自動車。 左にはただの濃緑の雑草。
何にも変わらない平凡な日々だ。
──────────── だがその考えは外れた。
見たことがない道があった。
いつも通る道に、分かれ道のように出来ていた。
少し細い道だが、余裕に通れそうだ。
真宮透恋
そう思い、その道へ足を踏み入れた。
~見慣れない道~
道に入って少しもしたら、
先程までオレンジ色に煌めいていた太陽すら 背の高い木達が吸収するかのように、 光を道に入れていない。
真宮透恋
そう思い、後ろを振り返る。
真宮透恋
心臓がドクンッと聞こえた。
真宮透恋
先程まであった獣の道が、木や茂みによって なくなっているのだ。
真宮透恋
真宮透恋
強く吹く風がそうだよっと言うように吹いてくる。
大きな恐怖と焦りと不安が襲いかかる。
どうして良いのか分からず、立ちすくむ。
他に道は無いかと思い 辺りを見渡すと、前には道がある。
真宮透恋
震える足を踏み出し、前へと進んだ。
~さらに奥の道~
真宮透恋
真宮透恋
真宮透恋
真宮透恋
真宮透恋
~日の当たる道~
真宮透恋
真宮透恋
少し希望が持てた。
先程までの日も当たらない薄暗い場所とは違い、 日が当たっていて、温かさがある。
獣の道でもなく、道路がある。
帰れる希望が見えた。
道路に沿って、帰り道を探した。
~帰り道に続く道~
真宮透恋
真宮透恋
胸を撫で下ろし、
今は沈んでいく夕日の存在が有難く感じる。
真宮透恋
近くにある横断歩道が青になり、 足を1歩、2歩、踏み出す。
おい!!女の子!!!危ねぇぞ!!!
真宮透恋
首を右へ向ける。
すると、そこには
車の真正面があっt
恐ろしいほど鈍い音が鳴る。
周りは人々の声と、クラクション。
誰かが電話している。
真宮透恋
そう呟き、赤く染った視界に幕を掛けた。
~???~
不穏な空気に包まれ、不気味な森。
小さい滝が静かに流れている。
そこへ誰かが来る。
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
~夢主紹介~
真宮透恋
真宮透恋
~見た目~
~概要~
極普通の生活を送っていた女子中学生。
だが、突然忍たま達の時代の 室町時代にタイムスリップした。
室町時代のことは授業で 砂の欠片くらい頭に入ってるくらい。
つまり全然知りません。
そんな女の子の物語。
コメント
8件
最高です続き楽しみにしてます(*´ω`*)