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.+:。 第一章。:+.
厨二病って面倒くさい_
「はーい、席につけーっ」
先生のその一言で
皆は急いで自分の席に戻る。
だが、1人例外がいた。
「クックックッ…」
「なぜ、この俺様が席なんぞに
座らなくてはならないんだ!」
俺はそこらの人間とは
ちげーんだよ!!!」
そんなことを言っている、
頭のおかしいやつがいた。
彼の名前は、
冷水 夜月。
因みに私の隣の席です。
すると周りの女子が
「「「きゃー!かっこいい!」」」
って言ってる。
そう、なぜか彼は
厨二病のくせしてモテる。
世の中おかしいでしょ!!
毎回毎回、そう思う。
「あぁ?
冷水…
お前はいつもいつも!!」
「ふっ…」
「俺に逆らうものは…」
「殺すっ」
「なんだと!?」
「お前、、
教師に言っていいことと
悪いことがあるだろ!!!」
「…うるさい」
「赤と青の惑う事なき真の花よ
混沌として交わるとき
人々に権化する。
時の精霊よ。
時空の中で回り続ける
数多な歴史達よ。
終わりあるものは
始まりに期すことなり。
輪廻の如く回り続ける
この世の断り!
高層花!
ハイドレンジア!」
「死ねっ。」
「「きゃあああああああー!」」
うちのクラスは
本当に頭がおかしいです。
「ふっ。」
「闇の遣いが俺を呼んでいる」
「さらばだっ。」
「冷水ぅぅぅぅぅぅぅ!」
そう捨て台詞(?)を残して
夜月は消えた。
「長島。」
皆が騒いでた時に
担任が私を呼んだ。
「ん?なんですか?」
「いつものことなんだが、」
「あいつはいつもこの時間
なかなか戻ってこないよな?」
「はい。」
「だから、悪いが…」
「今日はあいつを
呼んできてくれないか?」
「私ですか??」
「ああ。」
「席が隣だろ?」
「だから宜しく頼んだ。」
「…まぁそれくらい良いですけど。」
「ずるいわ!涼香さんだけ!」
「本当よ!私が代わりに行くわ!」
そうこう言ってくる女子達がいたが、
「はいはい、いいでしょ~」
と言って、探しにいくことにした。
隣だからなによっ…
面倒くさい。
そう思いながら、歩いていたら
頭上から声が聞こえた。
「貴様…
なんの用だ。」
夜月が、そこに立っていた。
ああ!
本当に面倒くさい!
「早く教室戻るよ!!」
そう言ってこいつの襟を掴む。
「貴様!
なにをする!?」
なんか言われてるけど無視無視。
「おいっ
この俺様を
無視する気か…?
いい度胸だ。」
「お前も殺すっ!」
「赤と…
私は夜月に
担任にかけていた返信わざ?
を、唱えられたが
それもずーっと
無視をしていた。
「な、なに。!?
この俺の暗唱魔法が
効かないだと!?」
あ。赤と…ってやつ
暗唱魔法って言うのね。
どうでも良いけど。
「もーどーるーよっ!」
私がそう言って夜月を
引っ張っていった。
「くっ
この俺の魔法が効かないやつが
いるなんて…。
貴様…
何者なんだ…?」
まだ言ってる。
本当…
なんなんだろう。
.+:。次へ続く 。:+.