高校の時からずっと. 想い続けていた人
恋花(レンカ)
(あ...春千夜先輩だ...
初めて廊下ですれ違った時. 私の心は奪われた.
恋花(レンカ)
(今日もかっこいいな...
話しかけたいけど 自分なんかが と思って話しかけない.
話しかけないというより 話しかけられない.
明日で春千夜先輩は卒業だというのに. 一度も話しかけられずに 終わってしまった.
私の恋愛は、 ここでは終わらない.
たまたま、私が入った反社には 春千夜先輩、いや 春千夜さんが居た.
ここでも私は話しかけられていない.
春千夜
なぁ、恋花
お前明日、俺と任務だからな
お前明日、俺と任務だからな
初めて話した時. 内容は明日の任務の確認の話だった.
恋花(レンカ)
あ、はい...
話しかけられたのに、 なんだか素っ気なくしてしまった.
私の想いは届かないのかなぁと 完全に油断していた. まさか、自分の想いを ここで終わらすとは思っていなかった.
バンッ
鈍い音がなったと同時に、 腹の辺りから生暖かい物が出てきた感覚があった.
恋花(レンカ)
(撃たれたか...
春千夜
おい大丈夫かよ
恋花(レンカ)
大丈夫じゃないよ…
恋花(レンカ)
ポロッ
思わず目から水が溢れた. ここで終わるんだ 私の人生と、私の想い.
ずっと届かない
私の____ 想い
end
恋花という名前をつけた意味 ⇩ 恋していて、 花のようにいつかは綺麗な恋をしていても いつかは花のように枯れて終わってしまう。