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あれから2人は1日も欠かさず僕に逢いに来てくれている
僕はいつも通り音楽室へ足を運ぶ
違うのは心境
「逃げるため」に行くのではなく
「楽しみたい」ために足を運ぶのだ
今日は何を弾こうかな
どんな話を聞かせてくれるのかな
そんなことを考えていると後ろから呼び止められた
ねぇ先輩
小馬鹿にしたような猫なで声
ryok
振り向くとそこには見知らぬ1年生の女の子
D女
E女
ryok
D女
いつも若井くんと昼休み過ごしているの貴方ですよね?
ryok
E女
E女
D女
D女
ryok
D女
貴方スクールカースト最下位ですよね?ww
スクールカースト...
E女
..その噂1年生に届いたんだ
D女
E女
E女
ryok
そんなモテてたんだ
..俺、関わっちゃいけない人間なんだな、笑
楽しかったのに
てか元貴もいたでしょ、笑
本当にこの子達滉斗以外見えてないんだな、笑
E女
E女
ryok
また楽しみが奪われていく
...いや
楽しさなんて要らないから神様
俺を無の空間に連れて行って
E女
D女
そういうと2人は下へと降りていった
なんでだろう
いつもの事
悪口なんていつもの事なのに
なんで涙なんて出てくるかなぁ、?笑
hlt
mtk
タイミング最悪だ
ryok
僕は無我夢中で反対側へ逃げた
どこでもいい
1人になれる場所へ
2人の待っての声も聞かずに
若井サイド
hlt
mtk
hlt
hlt
mtk
りょうちゃんはびっくりした顔をしてこっちを振り向いた
でもその後何処かに向かって走り出した
mtk
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hlt
mtk
hlt
mtk
りょうちゃんは待っても待っても現れなかった
ついに予鈴がなる
mtk
hlt
mtk
hlt
mtk
次の日の昼休み
H男
ryok
H男
右頬を殴られた
ryok
K男
K男
K男
K男
M女
ばっしゃあああああっ
ryok
J女
その後は蹴られ殴られを繰り返した
ryok
H男
I女
男は俺の事を👊で殴り
女の子はかばんを振り回して殴ってきた
M女
M女
M女
次は靴で蹴られる
その繰り返し
もう俺は顔も体もボコボコ
涙と鼻血とバケツの水で服と顔は終わってる
ryok
I女
I女
僕は深深と頭を下げた
ryok
H男
俺の頭を足でグリグリと踏んずける
H男
J女
俺はフラフラになりながら教室の扉に向かって歩く
もういや...誰もいないところに行きたい
...2人の元へ行きたいなぁ...
扉に手をかけようとした瞬間
がらっと扉が開く
ryok
mtk
hlt
あ...やばい......
ばれちゃった
俺が虐められてるの
2人には心配かけたくなかったはずなのに
何故か二人を見て安心する
涙が溢れてくる
..あぁそうだったんだ
「バレたくない」なんて嘘
「見つけて欲しい」
そう思っていたんだ
僕は心からの叫びを2人にぶつける
ryok
そういうと滉斗の方にかけていたタオルを僕の頭にそっとかける
hlt
mtk
ryok
そういうと教室の方へギロッと睨んだ
hlt
mtk
hlt
mtk
大切な人を傷つけられたんだから
hlt
それからはぐちゃぐちゃだった
けど
気づけば2人しか立っていなかった
2人だけで大人数に挑んだのに
なんという強さ
倒し終わると真っ先にこっちに駆けてきた
mtk
ryok
hlt
hlt
ryok
嗚咽で上手く言葉にできない
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hlt
ryok
mtk
僕はだんまりを決める
2人は僕をぎゅっと抱きしめる
あぁ暖かい
mtk
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hlt
ryok
ryok
mtk
ryok
ryok
ryok
ryok
mtk
僕は首を縦に振る
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mtk
ryok
ryok
hlt
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hlt
ryok
mtk
mtk
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ryok