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・ご本人様と関係ありません ・個人用なので駄作 ・ファンタジー ・差別発言 ・短い ・キャラ崩壊注意 ・何が来ても良い人向け
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次の国が見えてきた。
他の国と違い、塀で囲んでいない。
国に近づくと、一人の男と目が合った。
村人
🎤
村人
男は国の人達を呼ぶ。
切符さえくれれば良かったのだが。
🐼
Nakamuが遠慮気味な声を出し、男に伝える。
男は残念そうな顔をしながら目線をこちらに向けた。
不思議に思っていると、男はぶるっくに近づいた。
村人
男が掴んだのはぶるっくと、シャークんだった。
📕
🦈
村人
🦈
シャークんが嫌な顔をしながら確認をすると、男は嬉しそうに腕をぶんぶん振った。
村人
🦈
こんなにも直接的表現だとは思わなかった。
俺はぶるっくから男の腕を剥がす。
🎤
📕
なんの為に「番」と他人的な言い回しをしたのか伝わらない。
ぶるっくは力強く俺を抱き締める。
骨が折れそうだから背中を叩くと力を弱めた。
村人
📕
男の言葉を遮ってぶるっくは声を出す。
今までに聞いたこと無いくらい大声だった。
村人
🎤
📕
🦈
二人が渋っていることは男の目からでも分かるようだ。
だが、諦める様子は無い。
それを察したのか、シャークんは男から顔を逸らした。
🦈
さっさと行ってしまう彼を追いかける。
まさか、こんなことになるとは思わなかった。
📕
俺が不安にならないように声をかけてくれる。
でも、不安にはなっていない。
きっと、彼が重たいくらいの愛を注いでくれるからだろう。
🎤
そう言うと、彼は抱き着いてくる。
上手く歩けないけど、彼が嬉しそうだから見逃してやる。
🐼
🦈
🐼
「好きでもない人と——」そう言いたかったが、口を閉ざした。
彼はその「好きでもない人」と何度も交わったのだ。
彼の傷を抉るようなことはしたくない。
立ち止まって、言葉の代わりにNakamuの体を引き寄せる。
ほんの数秒だけ唇を重ねた。
自己満足でしかないと分かっていても、彼への気持ちが抑えられない。
Nakamuの顔は赤くなって、口元を手の甲で押さえている。
🐼
🦈
🐼
🦈
俺の企みに気づいたのか、悪巧みをしている子供のように笑った。
🐼
🦈
言い伝えを信じることは悪いことでは無い。
ただ、こちらにも事情があるのだ。
だから、言い伝え通りには出来ない。
🦈