僕にはね。大事な相方がいるんだ。
へぇ〜どんな人?
それはね。僕にとって大切な人。
1人は、同い年の面白い子。
1番、仲がいいんだよ。
もう1人は、年上の頼りになる人。
いっつも僕のことを助けてくれるんだ。
そうなんだ。いい人たちなんだね。
君も、知ってるでしょ?
え?何を?
僕の相方のことさ。
そんなこと言われても、、、
君の相方に会ったこともないんだよ?
知り合いなんて言えないし、そもそも知らないし、、、
そんなことないよ。
君も、知ってるんだ。
からかうのもいい加減にしてよ〜w
僕は初兎ちゃんって言う人のことも、いふくんって言う人のことも、、、
あれ、、、?
ほらね。君は知ってるんだ。
そうでしょ?
僕、どうして、、、
まだわからないの?
僕が誰なのか、
君が、誰なのか。
、、、僕は、、、
ほとけ
そうだね。僕は君のことをよく知ってる。
ほとけ
ほとけ
ふふっwどうしてってw
だって、僕は、、、
〜〜けー〜
〜ほー〜け〜
ほとけ
〜〜ほとけー、、、
時間、ないみたいw
また、、ね。
ほとけ
起きろ!ほとけっ!
ほとけ
悠佑
初兎
ほとけ
りうら
ほとけ
会議、、、?
ほとけ
ほとけ
ないこ
ほとけ
初兎
初兎
りうら
ほとけ
悠佑
悠佑
ほとけ
そう、だなぁ、、、
昨日は、夜、MIX師さんと連絡をとって、、、
作業の確認をして、イラストの確認連絡をして、
自分の動画の編集して、、、
、、、寝て、ないんだよなぁ、、、
でも、なんて言ったらいんだろ。
悠佑
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
そう、だ。
最近、僕の相方がいなくなった。
不仲の相方。
もう、5日以上連絡が取れてない。
彼がいなくなったのは、僕のせいじゃないか?
僕が嫌いだって言ったから、不仲だって言ったから。
彼は限界を感じて、いなくなってしまったんじゃないか?
そんな考えが、頭の片隅にずっとあって。
寝られなかった。
初兎
初兎
ほとけ
ないこ
りうら
ほとけ
何で、、、バレたんだろ。
すごいなぁ、初兎ちゃん。
ないこ
ほとけ
ほとけ
初兎
嘘、吐いちゃった。
ほとけ
ほとけ
初兎
初兎
ないこ
初兎
悠佑
ないこ
ほとけ
じゃあ、次は、、、なんて言おうかな。
本当に僕は、正直に言えないなぁ、、、w
最低だね、僕。
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
綺麗に固められた嘘。
何でも口をついて出てくる。
だから、みんなはきっと、、、
ないこ
りうら
悠佑
悠佑
ほとけ
ほとけ
りうら
ほとけ
悠佑
ないこ
ほとけ
ほとけ
よかった。みんな信じてくれた。
、、、いや、まだ疑ってるんだ。
僕の相方が。
でも、初兎ちゃんは優しいから。
初兎
ほとけ
ほら、話を合わせてくれた。
ほとけ
初兎
初兎
あーあ、嘘、ついちゃったなぁ。
もしここに、もう1人の相方がいたら。
この嘘はとっくにバレていたんだろうな。
彼は見た目より繊細で、感がいいから。
ないこ
そう言うリーダーの声も、なんだか元気がない気がした。
そして、その3日後のいれいす会議にて。
悠佑
さすがのアニキも限界なのか、そう切り出した。
ほとけ
ほとけ
初兎
りうら
ないこ
みんな、疲れてるんだ。
いつも、たくさんの役割をやってくれていた彼がいないから。
それがみんなに回ってきた。
ないこ
りうら
初兎
悠佑
悠佑
ほとけ
初兎
りうら
ないこ
ほとけ
会議が進む。
ないこ
やっぱり、聞かれるよね、、、。
ほとけ
悠佑
つい口ごもったところに、アニキがつっこむ。
ほとけ
ないこ
普段なら、不仲の彼がやってくれる作業。
動画活動者さん以外の人の連絡は、彼が主にやっていた。
だから、僕にその役割が回ってくると、わからないことも多い。
初兎
ないちゃんの低い声と一緒に初兎ちゃんが言う。
わかってるけど、聞きたくない。
僕は、ずっと思ってる。
彼がいなくなったのは僕のせいだ、って。
ないこ
ないちゃんの歯軋りの音がすごく鮮明に聞こえた。
りうら
りうちゃんの声も焦ったように感じた。
急に冷静なった僕は明るくこう切り出した。
ほとけ
ほとけ
ほとけ
初兎
悠佑
みんな、うまく話に乗ってくれた。
でも、きっとないちゃんは、、、
ないこ
ガチャ、バタン、、、
ほとけ
ほとけ
思わず声が出た。
悠佑
りうら
ほとけ
悠佑
ほとけ
ガチャ、、、
りうら
りうら
ガチャ、、、
行ってしまった。りうちゃんも、アニキも。
じゃあ、残っているのは、、、
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
何を聞こうとしたんだろ。
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ほとけ
まぁ、寝れてないからなんだけど。
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ガチャ、、、
ほとけ
誰もいない部屋で、つぶやいた。
ほとけ
当たり前でしょ?
ほとけ
君はここにしか来れないの。
ほとけ
ほとけ
、、、ふふっw
ほとけ
おかしなことを聞くんだね。
もう、気づいてるんでしょ?
ほとけ
僕、でしょ?
、、、w
あははっ!w
やっぱり、気づいてたんだw
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ
なんで、、、?誰にも言ったことないのに、、、
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ
ほとけ、、、?
大事な相方をw
ほとけ
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
違う、
違う、違う、、、
違うっ!
ほとけ
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
ほとけ
ほとけ、、、?
ほとけ
ほとけ、、、?
ほとけ、、、?
その時、僕の体は浮いた気がした。
ほとけ、、、?
ここにしか来れないからw
ガタッ!ドサッ、、、
悠佑
りうら
ないこ
初兎
ほとけ
ほとけ
僕のせいで、、、
ごめんなさい、ごめんなさいっ、、、!
、、、と、
苦しい、いふくんは、もっと苦しいのかな、、、
、、、ほ、、、け、、、
ほとけ
、、、ほとけ、、、
ほとけ
しっかりしろ!ほとけっ!
ほとけ
悠佑
初兎
ほとけ
意識が少しはっきりする。
僕はなぜか、アニキの腕の中にいた。
悠佑
初兎
ほとけ
りうら
ほとけ
ふと、りうちゃんの方を見る。
ほとけ
悠佑
初兎
ほとけ
初兎
悠佑
ないこ
りうら
悠佑
ほとけ
初兎
1人になりたかったけど、、、
、、、ちょっと、怖い、な、、、。
ほとけ
悠佑
りうら
初兎
悠佑
ほとけ
彼がいなくなって、みんな壊れかけてる。
彼やみんなの方が辛いから。
僕は我慢する。
でも、あの日。
あの日、“彼”が。
悠佑
悠佑
”アニキが“そう言って。
ないこ
ないこ
ないちゃんがふっと、言った時。
If
ほとけ
If
いらんやろ?
ほとけ
If
If
If
ないこ
悠佑
りうら
みんな、何も言わない。
If
ほとけ
If
初兎
明らかに初兎ちゃんが凍りついた。
約束、って何、、、?
If
If
Ifがミーティングから退室しました。
最後、なんて言ったんだ、、、?
、、、そんなこと、今はどうでもいい。
“これ以上庇う気になれんやろ?”
そう、こうなったのは、僕のせいなんだ。
言葉って言うナイフで刺して。
彼を壊してしまったのは僕だ。
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