幸せ

ｷｬｰｯｯ !!

生徒会の方々よ ... ｯｯ !!

’’ 生徒会 ’’

それは学校の中の自治的な組織である

その生徒会に入っているメンバーは

とても人気で

常日頃 、女子に囲まれている

だが俺はというと ...

そう 、俺は生徒会が苦手だ

深い理由はないが 、強いていえば俺とは住む世界が違うからだ

... そして 、この人はなおきりさん

2年生で生徒会の会計という役割をしている

彼とは 、小さい頃から仲良しで幼馴染というやつだ

本当はなおきりさんも俺とは関わるはずのない存在

なのに 、ずっと仲良くしてもらっている

... そんな彼がモテるのも納得がいく

... ｷｬｰｰｯｯ !!✨

ﾊﾟﾁｯ

やば 、目合ったｯ ...

まさか生徒会メンバーの一人と目が合うなんて思いもよらなかった

名前 ... は忘れたけど

でもあの人は 、生徒会1年書記だったはず ...

... まぁ 、俺には関係ないけど

そう思っていた矢先に───

ｶﾞﾗｯｯ ...

ｶﾞｯｯ ...

教室に入ろうとした時

ドアで隠れていたひとりの生徒が

足を伸ばしていた

それに気付かなかった俺は 、そのまま躓き転けてしまった

もちろんわざとだ

... 自分で言うのもあれだが 、俺は虐められている

他の生徒にももちろん 、先生まで俺の事を無視するようになった

とまあ 、こんな感じに日々を過ごしている

え ？ 嫌にならないのって ？

あはは 、こんなんで嫌になってたら埒が明かないよ

明るくやっていかないと 、俺が俺じゃなくなってしまいそうで

とても怖い

はーい

ｻﾞﾜｯｯ ...

あの人 ... 今朝目合ったやつ ...ｯｯ

寄りにもよって 、なんで大きな声で呼ぶかなぁｯｯ ？？

なんで 、ヒロ様がゆあんを ... ？？

ｻﾞﾜｻﾞﾜｯ ...

なんで 、教えてんの ... なお兄 ！！

出た方がいいのかな ...

ｶﾞｼｯｯ ...

やばい ... 終わった ...

ｶﾞﾁｬｯ ...

知っているというか ... 1番苦手というか ...

やるしかないってことか ...

軽そうな人だな ...

’’ 最後 ’’

この言葉に緊張を覚える

思ってもみなかった言葉に驚く

生徒会長と付き合うとかあたおかすぎる ... ！！

もちろん断る 、俺は生徒会が苦手だから

ここまで大切な仕事なのか

俺は 、どんだけ大事な仕事をさせてもらおうとしてるのか

俺に頭を下げる必要は無い

俺なんかが 、生徒会に関わってしまったら

どんなことをされるか分からない

....... 本当に ...

... なんだそれ 、、

みんなどんだけ生徒会長が好きなんだよ ...

... 生徒会長が1番苦手な俺が 、仕事だとしても隣に行っていいのか

....... 俺を求めてくれている

俺が俺でいられる気がした

この先どうなってもいい

俺は 、この仕事を全うするだけ

引き受けるからには必死で頑張ろう

少し抵抗がありながらも 、よろしくの挨拶を交わす 。

だが 、俺の地獄はここからだった

朝から生徒会長 ... じゃぱぱと話すのは気が重い

何処からともなく痛い視線を感じる

ｷｬｰｯｯ !!

こっちみたわよｯ ... !!

いや 、こっちでしょ !!

これ以上ついてこられたら 、虐められてるのがバレてしまう

迷惑はかけたくない

この教室に入るのが 、生活の中で一番の苦痛だ

... あれ 、今日は何もしてこない ... ？

良かった ...

その机には 、

’’ 死ね ’’ という文字の他にたくさんの誹謗中傷の文字が書かれていた

流石にこれは ─── ...

そう思った矢先に 、横から手が出てくるのが見えた

横を見ると 、クラスに帰ったはずのじゃぱぱがいた

ﾀﾞﾝｯｯｯ ...

机から床に大きな衝撃音が響く

やっと 、やっとこの地獄から抜け出せれる

疲れた 、もう二度とこんな目にはなりたくない

もう 、味方はいないと思っていた

この人は凄い ...

唯一俺を救ってくれた

こんなにも俺が幸せになると思っていなかった

苦手だった生徒会のみんなも話してみると 、楽しいし 、優しいし ...

じゃぱぱに出会えて良かった

見てるみんなもこれ以上にないくらい 、幸せになれますように

短編ってなんだっけ（

めっちゃ長い気がするし ... 、最後展開早すぎて無理やり詰めたのばれる ... 🙄

一話に関しては 、今週には必ず完成させますので

少々お待ちください ！！

本当にすみません

おつゆうは~ ！