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私は目が覚めた
周りをみると
死体の山
その上に子ども達が集まって
泣いている
私はすぐに駆け寄った
どうしたの?
子ども達はなに?という顔をした
そりゃそうだよ
こんな銃声の中聞こえるわけない
耳元で言った
すると子ども達は
お母さんがお母さんが!
そう叫んだ
私は見た気がする
あの子達のお母さんが
死にかけで
この子達を頼みます頼みます
と泣きながら
言った
すぐに撃ち抜かれました
他の人も死にかけで
その声を聞いた途端
死にかけの人たちが集まって
山となり
その上に子ども達を乗せた
船は撃ち抜かれまくって沈みそうだ
それゆえに
乗せた
子ども達はずっと泣いている
私は隣の船にいた彼に駆け寄った
ねぇ!子ども達が!
彼は言った
ごめんごめんなぁ
子ども達は無理だけど君だけなら
そう言うと彼は私を引っ張り
自分の頑丈な船に移した
ねぇ!なんで!あの子達は!
叫んだ
彼は泣いていた
銃声はやみ
陸へついた
子ども達は助かり
私と彼も助かった
子ども達は保護され
私もと成りかけたが
彼の姿がない
後で行きます
そう言い走った
ヘトヘトになりながら
物陰に隠れた彼を見つけた
彼の手には銃を持っている
ねぇ?なにしてるの!
私は悟った
やめてよ!
泣きながら訴えた
でも
ごめんなぁ俺はもう無理なんだ
俺はわかったんだ
俺の母国の人たちがこうなって
でも
敵側もこうなっていると
思うとどす黒く苦しくなるんだ
俺でもさ
足もう動かないんだ
こんなやつがいたって
迷惑なだけだ
迷惑じゃない!
私が!面倒見るから!
貴方のこと大好きだから!
生きてよ!
そっか俺も大好きだ
俺は銃を手に持ち身体へ向ける
せめてさぁ
死んでいった敵や味方の分まで
苦しんで逝くから
バンッバンッバンッバンッ
無数の玉が彼を貫いていく
うわぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙
泣き叫んだ
彼は疲れ果てたように
倒れた
でもまだ意識はある
辛いでしょう
痛いでしょう
なら
私も行くから
ねぇ銃借りていい?
かすれた声で彼は言う
だめだッ…
嫌!私一人残していかないで!
一人ぼっちにしないで!
喉が辛くなるまで叫んだ
突然彼の心の声が聞こえた気がした
あぁ神よ私はなんてことを してしまったんでしょう 心想う彼女を残して 逝ってしまうだなんて 笑ってほしいのに泣いている こんな俺のせいで せめて最期に
チユッ
彼が私の頬にキスをする
今までありがとな
大好きだ
愛してる
そう彼は言い亡くなった
泣いた泣いた泣いた
辛くなるまで叫んだ
でも最期に
私は
ボロボロになった彼の元へ行き
唇にキスをした
私も大好き愛してる
泣きながら言った
その後銃声で味方が来て
皆悟ったように
泣いてくれた
さぁ君も行こう
彼の意志に称え
生きていこう
はいッ…
私はずっと泣いた
このお話は
実際に私が夢で見た事です
実際にあったことなのか
はたまた嘘の夢なのか
前世なのか
前世の記憶だとしたら
前の私は若くして死んだのでしょう
他の人の夢なら
体験したことなら
誰かにこの事実を知って欲しかったのでしょう
この事が忘れられないから
書きました
あの子達は
どうなったのだろう
幸せがあるといいと思います
まるで
誰か訴えかけるような感じがしました
すこし怖いと思ってしまいましたが
あった事実なら
その時のほうが
辛いでしょう
痛いでしょう
苦しかったでしょう
怖かったでしょう
思います
私は前世とか色々信じないですが
こればかりは
他の人が伝えたかった事
また
私の前世の事
だと思ってしまいました
このようなことが
皆さんもあるならば
コメントに書いて教えて欲しいです
見てくれてありがとうございました