『付き合ってほしい』
会社からの帰り道、急に彼からそう言われた
『僕は男だから』って断りたかった
でも、好きだった
心のどこかで彼に思いを寄せていた自分がいる
揺れないまっすぐな瞳で僕を捉える君を見て
僕はそう思わざるを得なかった
事実なのだけれど
だから、泣きそうになって、震えた声で
元気いっぱい
r.
って答えた
君は
君はキラキラと顔を輝かせて
m.
って僕に伝えてくれた
それから、
m.
だって
僕は今も好きだよ、元貴
こんな昔の話、君は覚えてないだろうけど
君の仕事が落ち着いたら
毎日のように君に好きを伝えたい
やめてって言われてもやめてあげない
僕はずっと元貴のこと大好きだからね
愛してる
会社の帰り道に
思いを寄せていた同性の人に告白した
m.
と。
そしたらなんて返ってきたと思う?
r.
だって。かわいいよね
涙を堪えた、震え声で精一杯、元気よく僕の思いに応えてくれた
なんだか口角が輪郭からはみ出てしまうんじゃないかってぐらいの喜びが顔に出たし
それで、そんな君が愛おしくてつい
m.
だなんて、普段口にしない、不慣れな言葉が零れてしまった
君は驚いた顔をしたけど
今もそれは変わらないよね
最近、好きって言えてないけど
仕事が落ち着いたら君に毎日100回は好きを伝える気でいるから
覚悟しててね
ずっと涼ちゃんのこと大好きだからね
愛してる
コメント
1件
いやぁぁあはぁぁあああ……😭