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如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
そうして、蓮は私の手を引いて歩き始めた。
思えば彼は、いつも突然だった気がする。 突然変なこと言って、突然行動に移して、そして、いつも突然に、彼の意味深な行動は終わりを告げる。
如月 鈴
如月 鈴
月野瀬 蓮
月野瀬 蓮
深い森の中、もちろん道なんてない、でこぼこ。
如月 鈴
如月 鈴
呼吸を整える暇もなく、蓮の後ろを追っていると…。
月野瀬 蓮
如月 鈴
瞬間、私の体は地面を離れ、蓮の腕に抱き上げられていた。
俗に言う、お姫様抱っこというやつだと、 少し間をあけて理解した。
如月 鈴
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
きっと、今の私の顔は真っ赤だろう、熱が集まっているのが 自分でもわかるし、蓮も私の顔を見て笑っている。
如月 鈴
あまりの恥ずかしさに、顔を見せないよう下を向いて、 蓮を急かす。仕方ないよね、恥ずかしいんだもん。
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
月野瀬 蓮
そんな私を見て、優しい笑いをする君が、
私が安心する笑い方を、知っているような君が、
私は…私は…。
如月 鈴
月野瀬 蓮
月野瀬 蓮
如月 鈴
ここ…知ってる。
月野瀬 蓮
夢で…男の子と、女の子が、楽しそうに話してた。
男の子
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
…さっき、男の子の顔が目の前にあって…私の名前、呼んでた。 と思ったら、目の前にあったのは蓮の顔で、
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
時々、想像してしまう。 私は蓮と、どのようにして幼少期を過ごしたのか。 ううん、蓮だけじゃない。他の子達、ギルティスさん。
ギルティスさんは顔も分からないし、蓮以外の子供達には 私の記憶の中では会ったことは無いけれど、
如月 鈴
今までは、何も感じてこなかった。
月野瀬 蓮
如月 鈴
如月 鈴
スッ…
如月 鈴
言い切る前に、口を手で抑えられる。でも、その手つきは優しい。
月野瀬 蓮
如月 鈴
なんで…なんで、
如月 鈴
何故だか胸がチクッと痛む、蓮から咄嗟に顔を逸らしてしまった。
如月 鈴
如月 鈴
まぁ、そもそも誰かと関わらずに小、中学校生活 を過ごしてきたせいだけど。
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
月野瀬 蓮
如月 鈴
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
不思議と、気持ちは軽い。
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
月野瀬 蓮
如月 鈴
月野瀬 蓮
月野瀬 蓮
月野瀬 蓮
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴