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ちゃんと君が安らかに眠れるように 俺が見張らなきゃね
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聞きなれた声がする
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俺は咄嗟に声のした方を振り向いた
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そこにはきんときがいた。
やっほーといつも通りの呑気な顔をした 死んだはずのきんときが何故かいた。
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と、当たり前なように雑談を始めるから つい俺も相槌をうってしまう。
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優しい声。 なんでだろう…すごく安心した。
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彼は淡々と話を告げた。
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つい声を漏らした。
いやだって……!!え。。。??!! あのきんときがデレたぞ!!?? これは現実か????
きんときは顔を逸らしていたが それでも伝わる顔の赤さ。
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と、頭を触ると 「うるさい……!!」と言う、 いつもの彼がいた。
…ちゃんと現実なんだ
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すぐに首を縦に振りたいが、 俺は正直、 きんときを幸せにできる自信がない。
だって、おれは''狼男''
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思わず「うっ…」と声が出てしまった。
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「優しいなかむが好きなんだから。」
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そして君と目があった。
思えば久しぶりに君と目があった。
君の顔は林檎のように赤く染まっている。
学校で出会った時もこんな顔してたなぁ、
思わず笑いを零す。
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君はそう言う。
嗚呼、懐かしいな。
俺たちはこれがお似合いだ
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君はいつもに増して警戒心が強い。
「結婚しよう」
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君の目頭には涙が溜まっていた。
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もう一度、 この目で君の笑顔がみたかっただけ。
狼男と性被害者。
きっと俺は不釣り合い。
でも俺らなら大丈夫な気がしたんだ。
だって、
こんなにも愛しあえるんだから。
2人は手を繋いで 明るい方へと歩いていった。
もう、離さないから。
[完]
コメント
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やっと最終話ですね ここまで見て下さりありがとうございました!