遠距離恋愛。

白羽莉音。 親の転勤を理由に、 東京から北海道までやって来た

クラスの女子は皆夢中。

いじめにあっている私には、 正直どうでもいい。 いじめが始まってから、 感情が薄れていく感じがする ……といっても、親の前では 元々静かなのもあり、なんとか やり過ごしている

机に目を向ける 今日も。 この机の汚れを消して あしたも。 また汚れた机を消す この生活があと一年続くんだ。 考えたくもない

クラスグループ。 招待されてないし、されたくもない 入ったってどうせ地獄だ そんなこんなで休み時間は終わる 授業中。 破られ落書きだらけの 教科書で、勉強する 水浸しになり捲れないところもあり、 内容がわからない部分も多々ある ……最悪だ 早く卒業したい キーンコーンカーンコーン 授業終了、放課後 早く帰る。ただそれだけ さもなくば目をつけられる

あー 遅かった。

暴力。 抵抗？疲れるだけだし もう無理ということは知ってる 早く飽きてよ。 ガラッ

グッ 胸ぐらを掴まれ、いじめ女子は 小さく悲鳴を上げた

私は白羽莉音が暴力を振るう そう思い目をつぶった…… が

手を離し無理やり 皆を職員室まで連れていかせる

そのまま白羽莉音は保健室まで 送って行ってくれた その後職員室にて 目撃したいじめを全て話し 次第に問い詰められたいじめ女子 リーダーによって 私のいじめ被害は全て伝わったらしい

階段からこけたと嘘をつき、 保健室で休んでいた私のところに。

白羽莉音が来た。

また嘘をついた。

ばれた。 当然か、足見れば誰でもわかる

涙が出てきた 久しぶりだった

どうでしたか？ 次は、莉音と梨緒がLINE交換！ どんなトークになるのか？？ お楽しみに！