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わたしは家族が嫌いだ
小学生までは優しかった母も父も別人のように変わってしまった
中学生になると母が
私に家の全ての家事を押し付けてきた
私は家族のために頑張って全部こなした
でも一度だけ洗濯をするのを忘れていた時があった
謝った
許してもらえると思った
けど違った
父も母も私を睨んできた
怖かった
すると母が舌打ちをして言った
「さっさと終わらせとけよ」
「のろまが」
と
悲しかった
辛かった
私には居場所なんてなかった
泣きたくなった
我慢した
私には楽しみがあった
それは、小学3年くらいに誕生日に買ってもらった
望遠鏡で星を見ることだ
星を見ているときは辛いことなんて忘れられる
楽になれる
中学2年生くらいになったとき
本当に父も母も別人のように変わった
父は金・パチンコ・タバコ・酒
それしか眼中になかったようだ
母は毎日のようにホストに行って遊んでいる
家には大体私1人
でもその方が気が楽で良かった
中学3年生の始めくらいに
初めて父に殴られた
最初は痛くて泣いた
けど、泣けば泣くほど殴られた
殴られ始めて半年
泣かなくなった、
心が闇夜に包まれた
そんな気がした
そしていつの間にか友達もいなくなっていた
高校に入学した
ぼっちで毎日を過ごしていた
高校2年生になった
そんなある日
いつものように星を見ようとすると
望遠鏡を父に捨てられた
いろんな感情が一度に来てその場に固まってしまった
怒りと悲しみを抑え反抗するのを抑えた
反抗するとまた殴られるから
私は家を飛び出した
近くの公園でうずくまっていると
同じ制服の子たちが楽しそうに会話していた
羨ましかった
私も「青春」がやってみたかった
そのとき一筋の光が私の胸に差し込んできた
背の高い男子3人組が私の前に立っていた
金髪の人が私に「大丈夫か?」
と話しかけて来た
初対面なのにその3人組に安心感がわいた
気づけばわたしは家のこと
何故ここにいるのか
その3人に全てを打ち明けていた
その3人は真剣に私の話を聞いてくれた
居場所があるようで嬉しかった
それからその3人とよく話たり遊んだらするようになった
名前は宮 治
宮 侑
角名倫太郎
というらしい
3人は学校の人気者だった
こんな私がそんな3人と話していいのか不安だった
咲笑(さえ)
咲笑(さえ)
がらららら
宮 侑
咲笑(さえ)
宮 治
宮 侑
咲笑(さえ)
宮 治
角名倫太郎
こんな毎日が続けば良いと思った
いつからか私はいじめを受けるようになった
理由はきっとあの3人組と話しているからだろう
最初はまだ軽い方のいじめだった
シャーペンなどが盗まれたりしただけだった
でも徐々にいじめはエスカレートしていった
教科書やノートを破られたり
シューズの中に土や生ごみが入っていることもあった
咲笑(さえ)
ついにはこんな手紙まで届いた
〜死ね。それを実行しなければあの 3人組がどうなるかな?〜
という内容
私を救ってくれた恩人達を困らせたくない
迷惑をかけたくない
だから私は
死ぬ覚悟をした
咲笑(さえ)
咲笑(さえ)
咲笑(さえ)
咲笑(さえ)
咲笑(さえ)
びっくりした
中学生以来泣いてなかったのに
咲笑(さえ)
咲笑(さえ)
こんな私に
希望をくれてありがとう
咲笑(さえ)
ピーーーーーーー
♡20