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松坂さとう
私は松坂さとう。どこにでもいる、ごく普通のOLだと思う。
毎日になんの希望もなく、早く帰る理由もないので、今日も同期に頼まれた仕事を代わりにやっていた。
松坂さとう
モブ
松坂さとう
いつも行く居酒屋がある街じゃない。 ここは…
松坂さとう
とっくに終電の時間も過ぎていたし、どこかのお店で始発を待つか。
松坂さとう
神戸しお
松坂さとう
自分とは違う世界の人間に、反射的に顔を逸らしたが、すれ違う瞬間。
神戸しお
松坂さとう
テレビに出ているキャバ嬢と違って、天然に見える綺麗な顔。
私は吸い寄せられるようにその子を目で追った。
松坂さとう
松坂さとう
モブ
松坂さとう
モブ
店内を見渡すが、あの子の姿は見えない。
松坂さとう
モブ
松坂さとう
モブ
松坂さとう
席に着くも、彼女は中々現れなかった。
松坂さとう
神戸しお
松坂さとう
そんなことを考えていると、さっきの子が現れた。
松坂さとう
神戸しお
彼女は私の横に座り、手を握ってきた。
神戸しお
神戸しお
松坂さとう
神戸しお
神戸しお
松坂さとう
その時、メニュー表が目に映った。
松坂さとう
神戸しお
松坂さとう
神戸しお
松坂さとう
しいなちゃんは童顔ではあるけど、言動が少し大人びていた。
神戸しお
松坂さとう
神戸しお
しいなちゃんはスマホを差し出して、私の耳に顔を近づけた。
神戸しお
松坂さとう
神戸しお
神戸しお
松坂さとう
モブ
神戸しお
神戸しお
しいなちゃんは別の卓へと走っていった。
松坂さとう
この時に私は既に、またこのお店に来ることを確信していた。
もちろん、しいなちゃんに会うために。