1悶着あった後_
夏油傑
夏油傑
五条悟
あんなこと言えるのも、同じ目線でバカやれるのも
全部お前だけ。
べーと舌を出しながら傑を煽った。 自分で言うのもあれだがクソガキである。
夏油傑
五条悟
てっきり言い返されるかと思ったけれど、どうも大人しい。
五条悟
不思議に思い、俺とは反対側を向いている傑の顔を覗き込む。
そこには
夏油傑
五条悟
耳まで紅く染めた傑が居た
五条悟
夏油傑
その照れ顔が、なんだか凄く眩しく見えて俺は目が離せなくなる
五条悟
夏油傑
夏油傑
傑は俺を押し返そうと、肩のあたりを押してきた
けど俺は引く気なんて無い
だってあんなもん見せられたら……
五条悟
夏油傑
傑の手を掴んだ
それに驚きこちらを見たので、逃がすまいと目を合わせる
夏油傑
五条悟
五条悟
大事なことでは無い、でも伝えなきゃいけないって思った
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
夏油傑
夏油傑
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
まだまだ足りない
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
言葉で尽くせないほど、やりたいことは山ほどあるんだ
五条悟
五条悟
皆と
五条悟
あの青い春の、続きがしたい。
こんなに歳食っちゃったけど、まだ出来るかな?
夏油傑
互いに見つめあったまま、無言の時間が続く
けれど耐えきれなくなったのか、傑が吹き出して、笑みを零した
夏油傑
五条悟
夏油傑
夏油傑
五条悟
五条悟
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
五条悟
夏油傑
夏油傑
五条悟
ここで久しぶりって迎えてくれて、嬉しかった。
俺と同じ気持ちでいてくれて、嬉しかった。
五条悟
夏油傑
急にお礼を言われて、傑は怪訝そうな顔をする
五条悟
ようやく自分の気持ちを整理出来たのか、自然と心は晴れていた。
五条悟
暫く座り込んだせいで重くなった腰をあげ、隣にいる親友に声をかけた
五条悟
夏油傑
傑も立ち上がり、2人揃って近くに設置されている自販機へと向かう
五条悟
五条悟
夏油傑
夏油傑
五条悟
五条悟
夏油傑
夏油傑
五条悟
五条悟
傑が止まったので、俺も歩みを止めて後ろを振り返る
夏油傑
夏油傑
五条悟
夏油傑
夏油傑
夏油傑
五条悟
夏油傑
夏油傑
夏油傑
五条悟
夏油傑
隣を見ると
あの頃と同じ笑顔の傑が居た。
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
どうやら、俺の帰る場所は 今も昔もこいつの隣らしい。
五条悟
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