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神山高校… 私が今日から通う学校だ。 そして、お母さんが"行かせたくなかった" 学校でもある。
雪
これから始まる学校生活へ思いを馳せ、 重い足取りで校舎へ向かった。
雪
すれ違いざまに言われる言葉に、 ついつい耳を傾けてしまう。
雪
私は、宮女の高等部の試験に落ちた。 余裕な筈だったのに… 私は、美術の専攻コースに入る予定で… 入る為に努力もした。 凄い賞も沢山獲った。 そこそこに有名だった。 なのに、落ちた。
そう言われ、自分のクラス… 1年C組へ向かった。
教室に入ると、 机に名前シールが貼ってあり、 その席に座る様だった。
私は、朝比奈だから… 前から三番目の席だった。
雪
お気に入りの歌を聞く。 すると、声を掛けられた。
イヤホンを外し、 声に耳を傾ける。
彰人
雪
後ろを振り返ると、 凛々しい顔立ちの少年が居た。
雪
雪
彰人
少年はそう言いながら、 私の左隣の席へと座った。
雪
彰人
彰人
雪
一寸、期待していた。 朝比奈 雪って聞いても、 この人なら、 何も言わないで、 くれるんじゃないかなって…
彰人
詳しくは聞こえなかった。 けど…
雪
憎しみの籠もった声だったし…
彰人
雪
歪な笑みを浮かべながら…
私は、そんな気持ちに蓋をしていた。
えびせんべい
えびせんべい
えびせんべい
えびせんべい