TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

リビング

美優の母親

じゃあ早速

美優の母親

今から新幹線に乗って
東京へ向かいます!

木下 美優

うん!

美優の母親

大都会だから
楽しみなんじゃない?笑

木下 美優

そりゃね笑

木下 美優

あ、でも

美優の母親

ん?

木下 美優

乗り物酔いしないかな…

美優の母親

大丈夫、酔い止めあるよ

木下 美優

ありがと!

美優の母親

じゃあそろそろ
新幹線の時間もあるし

美優の母親

家出よっか

木下 美優

は〜い

新幹線に乗り数時間 目的地の東京に到着しました

木下 美優

っ…うぅ

美優の母親

結局酔っちゃったか…

美優の母親

美優、大丈夫?

木下 美優

多分…

美優の母親

私達の住む家まで
ここから数分くらいだから

美優の母親

歩ける?

木下 美優

歩けるよ、大丈夫

美優の母親

そっか

美優の母親

でも無理しないでね

木下 美優

うん

玄関

木下 美優

広い玄関〜

美優の母親

前の家の倍あるね

木下 美優

…あっ

木下 美優

木のいい匂いがする

美優の母親

ホームセンターみたいだね

木下 美優

あ〜確かに笑

リビング

木下 美優

リビング綺麗〜

木下 美優

モデルルームみたい!

美優の母親

ね!

木下 美優

ねぇお母さん

木下 美優

私の部屋ってある?

美優の母親

あるよ

木下 美優

ほんと?

木下 美優

どこにある?

美優の母親

案内するから着いてきてね

美優の部屋

美優の母親

ここだよ〜

木下 美優

めちゃくちゃ可愛い

木下 美優

家具も薄ピンクで
系統凄く合ってるし!

美優の母親

気に入ってくれた?

木下 美優

うん、気に入ったよ!

美優の母親

良かった笑

美優の母親

あ、後ね

木下 美優

ん?

美優の母親

美優の寝室は
隣の部屋だから

美優の母親

また行ってみてね

木下 美優

分かった、隣の部屋ね

美優の母親

じゃあお母さんは
荷物片付けてくるから

美優の母親

美優、手出して

木下 美優

手を差し出す

美優の母親

はいこれ

美優の手にお札を乗せる

木下 美優

えっ?

美優の母親

可愛い小物とか
買ってきたらいいよ

木下 美優

いいの?

美優の母親

じゃないとあげません笑

木下 美優

ありがとう…!

木下 美優

じゃあ早速行ってくるね!

美優の母親

気をつけてね〜

繁華街

木下 美優

(お〜)

木下 美優

(東京って凄く都会だな)

木下 美優

(ん〜どこ行こう)

ナンパ男

ねぇお姉さん

木下 美優

…?

木下 美優

(も…もしかして私?)

ナンパ男

そこの君だよ〜
黒髪ロングのお姉さん?笑

木下 美優

あの、何か?

ナンパ男

もしかして1人?

ナンパ男

俺と一緒に遊ばない?

木下 美優

いや…その、すみません

木下 美優

私急いでるんで

立ち去ろうとした瞬間

ナンパ男

ちょっと待ってよ〜笑

美優の腕を掴む

木下 美優

やめ…っ、離して下さい!

ナンパ男

え〜ヤダ笑

木下 美優

(っ…力強い)

木下 美優

(全然振り解けない)

あの〜

ナンパ男

あ?

その子嫌がってるんで
辞めましょ?

ナンパ男

は?何だよおま───

だから

辞めろって言ってんだよ

ナンパ男

っ…💦

木下 美優

ありがとうございました!

木下 美優

おかげで助かりまし…

…!

木下 美優

えっ……鉄郎?

黒尾 鉄朗

美優…?

黒尾 鉄朗

何で東京に?

木下 美優

…え、えっと

木下 美優

お母さんの単身赴任でちょっと

黒尾 鉄朗

…そっか

木下 美優

……とにかくありがと

木下 美優

私もう行かなきゃ

黒尾 鉄朗

待って!

木下 美優

…?

黒尾 鉄朗

ちょっと話さね?

公園

黒尾 鉄朗

なるほどな

黒尾 鉄朗

東京に単身赴任ね

木下 美優

うん

黒尾 鉄朗

………

木下 美優

………

木下 美優

(…気まずい)

黒尾 鉄朗

え〜と

黒尾 鉄朗

どこの学校通うの?

木下 美優

音駒だよ

黒尾 鉄朗

へぇ〜

黒尾 鉄朗

………

黒尾 鉄朗

え?

木下 美優

黒尾 鉄朗

俺と一緒じゃん?!

木下 美優

そ〜…うなりますね

黒尾 鉄朗

………

木下 美優

………

そりゃ黙っちゃうよね

私と学校一緒だったら 気まずいに決まってるし

鉄郎の性格だし きっと気を使っちゃうよね

…それでも

木下 美優

鉄郎の邪魔はしないから

木下 美優

大丈夫だよ

黒尾 鉄朗

邪魔って…

木下 美優

じゃあ…またね

黒尾 鉄朗

ちょっ───

黒尾 鉄朗

美優…

次回へ続く

別れたあの日から忘れられなくて

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

428

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚