/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
リク！初だ！緊張！（
嫉妬する中也の話！ レッツゴー！
太宰
そこのカフェ寄らない？
太宰
勿論、私が奢るさ
依頼人
え、いいんですか？
太宰
うん、遠慮しないでくれ給え
ｷﾞｭｯ(手握
太宰
さっ、行こうか
依頼人
はっ、はい…っ//
中也
…
数時間前
依頼人
あの…
国木田くん
何でも言ってください
依頼人
実はある人に付きまとわれているんです
依頼人
「付き合って欲しい」って言われて…何度も断ってるんですけど…
乱歩さん
じゃあ、恋人がいるって言えばいいんじゃなーい？
依頼人
多分…確認するまで諦めないかと…
乱歩さん
なら…用意すればいいじゃないか
乱歩さん
恋人をね
依頼人
こ、恋人のフリってことですか？
乱歩さん
うん、そゆこと！
乱歩さん
太宰！
乱歩さん
依頼だよ〜っ
太宰
…え、私ですか？
乱歩さん
上手くいけば心中してくれるかもよ？
依頼人
え
依頼人
…心中は出来ませんが…よろしくお願いします
現在
カフェ
太宰
(乱歩さん…人使い荒いんだから…)
依頼人
…あ、あの…
太宰
そんなに緊張しなくても
依頼人
ですけど…
太宰
手、出して
依頼人
？
ｷﾞｭｯ
依頼人
(また…ｯ！)
太宰
例のストーカー男なんて、この私の演技力で諦めるはずさ
依頼人
…お願いします…ｯ//
中也
……
カフェ 別席
中也
(ｸｿｯ…何話してんのか分かんねぇ…)
こっそり太宰に着いてきた人
依頼人
……//
太宰
ーーー！ﾆｺﾆｺ
中也
…誰なんだあの女…
中也
妙に距離が近ぇ…
中也
太宰と手ぇ繋ぎやがって…
中也
俺だって…
中也
いや、別に繋ぎてぇわけじゃ…ないけど…
中也
違う…けど……っ…
ストーカー
おい！
中也
！
中也
な、なんだ…？
ストーカー
おい！ソイツ何だよ！
太宰
私のこと？
ストーカー
人の女に手ぇ出してんじゃねぇ！
依頼人
わ、私は貴方の物では…！
中也
…揉めてんのか？
ストーカー
っ、で！お前はコイツのなんなんだ！
太宰
はー、私は…
ｸﾞｲｯ(抱寄
依頼人
ｯ//!
太宰
この子の恋人だよ
「この子の恋人だよ」
中也
…え
中也
あ、あの太宰に…彼女…？
中也
なんで…いつ…？
中也
俺の知らないとこで…なんで…
中也
……ｯ…
太宰
どうやら納得してくれたみたいだね
依頼人
あっ、ありがとうございます…！
太宰
まだ油断しちゃいけないよ
太宰
探偵社に帰るまでは、このまま─
私は彼女の手をまた握ろうとした
ﾊﾟｼｯ
太宰
っ！
依頼人
？
中也
……
その手を、中也が叩いた
太宰
中也…？
太宰
どうしてここに…
中也
手前…彼女なんていたのかよ
太宰
えっ
依頼人
あっ、あの…っ、これは…
太宰
…いた……って、言ったら？
中也
ｯ
中也
ふんっ…勝手に心中でもなんでもすりゃいい…
依頼人
し、心中なんてしません…っ！
太宰
ふふ、生憎だがね
太宰
私はもう既に、心中をする相手を決めてあるのだよ
中也
え…？
太宰
…
太宰
そんなことより！
太宰
この子は依頼人さ！
太宰
恋人のフリを頼まれていたのさ
依頼人
は、はいっ、お世話になりました…っ
依頼人
えとっ、お邪魔ですよね…っ
依頼人
それではっ、ありがとうございました…っ！
ﾀｯﾀｯﾀｯ
太宰
ばいばーい、お嬢様さーん
中也
え…は…？
中也
じゃ、じゃあ…
太宰
私に恋人など居ないよ
中也
！
太宰
もしかして…嫉妬したの？
太宰
やだなーっ、中也ったら！
太宰
もしかしてゲイだったのかい？
中也
……ｯ//
太宰
…え
中也
別に…手前のことなんて…どうでもいい…ｯ////！！
ﾀｯﾀｯﾀｯ
太宰
え…待って…中也…
太宰
何その反応…
太宰
好きでもない人に…そんな顔しちゃあ…
太宰
……勘違いするじゃないか…
外
中也
…よかった……
中也
太宰に恋人いなくて……
中也
……ｯ//
中也
別にｯ、いないからって俺を選んでくれるなんて…ｯ//
中也
思ってねーし…ｯ//
私はもう既に 心中をする相手を決めてあるのだよ
中也
…誰だよ…ｯ
嫉妬ってこんな感じかなーｯ？
ごめんよ、下手や…ｯ
リクエストありがとうございましたｯ！
グッド・バイ☆
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
